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プレゼン構成をAIで設計する
プレゼン構成をAIで設計する 家を建てるとき、いきなり壁を塗り始める人はいませんよね。まずは「間取り図」を作ります。プレゼン作りもこれと同じです。いきなりスライドのデザインから始めるのではなく、まずは「何を、どんな...
成果物成果物このレッスンが終わったとき、あなたの手元に残る具体的な成果物です(例: 公開済みの Web ページ、動作するフォームなど)。
証跡証跡成果物が正しく作れたことを確認するためのチェックリストです(例: ブラウザで動作する、フォーム送信で値が保存される)。
メディアメディアレッスン内に出てくる図や動画のスロットです。実際の画面やイメージで理解を補助します。
レッスン本文
プレゼン構成をAIで設計する
家を建てるとき、いきなり壁を塗り始める人はいませんよね。まずは「間取り図」を作ります。プレゼン作りもこれと同じです。いきなりスライドのデザインから始めるのではなく、まずは「何を、どんな順番で話すか」という間取り(=構成)を決めるのがコツです。
このレッスンでは、AIチャットツール(ChatGPTやClaudeなど、質問を入力すると文章で回答してくれるサービス)を使って、プレゼンの「間取り図」をたった数分で作る方法を学びます。
完成イメージは「4〜6項目の構成メモ」です。15分以内に、あなた専用のプレゼン構成が手元にできあがります。

準備する — テーマと聞き手をメモする
AIに頼む前に、あなたが「誰に」「何を」伝えたいかをはっきりさせます。これが料理でいう「食材の買い出しリスト」にあたります。リストが曖昧だと、AIも的外れな提案をしてしまいます。
メモ帳(パソコンのメモアプリやスマホのメモでOK)を開いて、以下の3点を書き出しましょう。
- 聞き手は誰か? — 例:「IT知識のない営業チームの先輩5人」「初めて会う取引先の担当者」
- 一番伝えたいメッセージは? — 例:「AIツールを使えば見積作成が半分の時間で終わる」
- 持ち時間は何分か? — 例:「5分」「10分」「特に決まっていない」
ポイント: 聞き手の「前提知識」を書いておくと、AIが言葉づかいのレベルを合わせてくれます。「AIを全く知らない人」と「毎日ChatGPTを使っている人」では、説明の仕方がまったく変わります。
指示を出す — AIに構成案を作ってもらう
メモした内容をもとに、AIにプロンプト(=AIへの指示文。「こういう文章を作って」とお願いする文のこと)を送ります。
使うツール
以下のどれか1つを開いてください。どれでも同じ手順で進められます。
- ChatGPT(chat.openai.com)— アカウントを作ってログインし、チャット画面を開く
- Claude(claude.ai)— アカウントを作ってログインし、チャット画面を開く
どちらも「メッセージを入力する欄」に文章を打ち込んで送信するだけで使えます。
プロンプトを書く
良いプロンプトには「聞き手・テーマ・持ち時間・構成の形式」の4つの情報が入っています。
良いプロンプトの例:
30代の会社員向けに、「AIツールで業務時間を半分にする方法」というテーマで
5分間のプレゼンを行います。
聞き手はAIをほとんど使ったことがない人たちです。
導入 → 問題提起 → 解決策 → まとめ の4パート構成で、
各パートに「話すべきポイント」を2〜3個ずつ箇条書きで提案してください。
悪いプロンプトの例:
プレゼンの構成を作って。
なぜ悪いかというと、AIは「誰に向けたプレゼンなのか」「何分間なのか」がわからず、当たり障りのない一般的な回答しか返せないからです。
もう1つの良い例(案件提案向け):
フリーランスとして、初めての取引先に「SNS運用代行サービス」を
提案するプレゼンを準備しています。持ち時間は10分です。
相手はITに詳しくない中小企業の社長です。
「なぜSNSが必要か → 具体的にやること → 費用と効果 → 次のステップ」
の流れで構成案を作ってください。各パートのポイントも箇条書きでお願いします。

確認する — 提案された構成を読み返す
AIから構成案が返ってきたら、次の3つの視点でチェックしましょう。
- 聞き手に合っているか? — 専門用語が多すぎないか、逆にカンタンすぎないか
- 一番伝えたいメッセージが入っているか? — 最初にメモした「伝えたいこと」がどこかのパートに含まれているか
- 時間内に収まりそうか? — 5分のプレゼンなら4パート程度、10分なら5〜6パートが目安
気になる部分があれば、AIに追加で指示を出します。
修正プロンプトの例:
「解決策」のパートをもっと具体的にしてください。
実際のAIツール名(ChatGPTやCanva)を使った例を入れてほしいです。
持ち時間が5分なので、パートを4つに減らして、各パートを短くまとめ直してください。
つまずきポイント: AIの提案をそのまま「完璧だ」と思い込んでしまうことがよくあります。AIはあなたの聞き手を直接知りません。「自分の聞き手だったらどう感じるか?」をかならず想像してください。
仕上げる — 自分の言葉で整える
AIが作った構成を、あなた自身が話しやすい言葉に書き換えます。全部を直す必要はありません。次の2点だけチェックすれば十分です。
- 自分が普段使わない言い回しを直す — 例:「ソリューション」→「解決方法」、「レバレッジ」→「活用する」
- 自分だけが知っているエピソードを1つ加える — 例:「先月、見積書作成にAIを使ったら30分が5分になりました」
自分の体験が1つ入るだけで、AIが作った構成が「あなただけのプレゼン」に変わります。
最後に、完成した構成をメモ帳やドキュメントに保存しましょう。これが今回の成果物(=あなたが作り上げたもの)です。
つまずきやすいポイントと対処法
| よくあるつまずき | 対処法 |
|---|---|
| AIの回答が長すぎて読みきれない | プロンプトに「箇条書きで簡潔に」「各パート2〜3行で」と字数の目安を入れる |
| 提案がピンとこない | メモした「聞き手」「メッセージ」「持ち時間」のどれかが抜けていないか確認し、情報を追加して再度お願いする |
| どのAIツールを使えばいいかわからない | ChatGPTかClaudeのどちらかで十分です。無料プランで問題ありません |
| AIの提案をそのまま使ってしまう | 必ず「自分の言葉で整える」ステップを踏む。聞き手はあなたの言葉を聞きたい |
完了チェックリスト
以下の3つすべてに「はい」と言えれば、このレッスンは完了です。
- AIに具体的なプロンプトを送り、プレゼン構成案を受け取った
- 構成案を「聞き手・メッセージ・時間」の3つの視点で確認・修正した
- 自分の言葉に整えた構成メモを保存した
種類: markdown_doc
検証: basic_manual_check_v1
証跡証跡成果物が正しく作れたことを確認するためのチェックリストです(例: ブラウザで動作する、フォーム送信で値が保存される)。
メディア
必須
なし
あると楽
なし