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文法と表記ゆれをAIで検出する

文法と表記ゆれをAIで検出する 長い文章を書いたあと、「送りがなの間違い」や「です・ます」と「だ・である」の混在に気づいて冷や汗をかいたことはありませんか? これは 表記ゆれ (=同じ意味の言葉なのに、漢字・ひらが...

detect-grammar-inconsistency-with-aidetect-grammar-inconsistency-with-ai「detect grammar inconsistency with ai」に関するスキルがこのレッスンで身につきます。
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学習メモ

成果物成果物このレッスンが終わったとき、あなたの手元に残る具体的な成果物です(例: 公開済みの Web ページ、動作するフォームなど)。

種類: markdown_doc検証: grammar_check_result_v1

証跡証跡成果物が正しく作れたことを確認するためのチェックリストです(例: ブラウザで動作する、フォーム送信で値が保存される)。

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メディアメディアレッスン内に出てくる図や動画のスロットです。実際の画面やイメージで理解を補助します。

diagramscreen_capture

レッスン本文

文法と表記ゆれをAIで検出する

長い文章を書いたあと、「送りがなの間違い」や「です・ます」と「だ・である」の混在に気づいて冷や汗をかいたことはありませんか?

これは表記ゆれ(=同じ意味の言葉なのに、漢字・ひらがなの使い分けがバラバラになっていること)や文体の混在(=「です・ます調」と「だ・である調」が混ざってしまうこと)と呼ばれる、文章でよくあるトラブルです。

料理にたとえると、出来上がった料理の「味見」にあたります。塩が多すぎないか、火が通っているかをプロの味見係に確認してもらうイメージです。AI はまさにその「いつでも頼める味見係」になってくれます。

この Atom を終えると、あなたは AI を使って自分の文章の文法ミスと表記ゆれを見つけ、修正できる ようになります。所要時間は約15分です。

文法チェックの流れ図


準備する

必要なものは次の2つだけです。

  • チェックしたい文章(メモ帳に書いた文章でも、メールの下書きでも OK。200〜500文字くらいが練習にちょうどよい長さです)
  • AI チャットツール(以下のうちどれか1つにアクセスできれば OK)
ツール名特徴アクセス方法
ChatGPT最もユーザーが多い対話型AIブラウザで chat.openai.com を開く
Claude長い文章の読解が得意ブラウザで claude.ai を開く
Cursorファイル内の文章を直接チェックできるCursor エディタの AI チャット欄を使う

どのツールでも、この Atom で紹介するプロンプト(=AIへの指示文)はそのまま使えます。

はじめての方へ:まだどの AI ツールも使ったことがなければ、ChatGPT がおすすめです。ブラウザだけで無料で始められます。


ステップ1:文章をAIに読んでもらう

AI チャットの入力欄に、以下の「プロンプト」をコピペしてください。--- の下にあなたの文章を貼り付けます。

以下の文章について、次の2点だけを指摘してください。
1. 文法の間違い(送りがな、助詞の誤り、主語と述語のねじれなど)
2. 表記ゆれ(同じ意味の言葉で漢字・ひらがな・カタカナの使い方が統一されていない箇所)

それぞれ、以下の形式で箇条書きにしてください。
- 【指摘】:該当箇所の引用
- 【理由】:なぜ問題なのか一言で
- 【修正案】:こう直すとよい例

文法と表記ゆれ以外(内容の改善提案など)は出力しないでください。

---
(ここにあなたの文章を貼り付ける)

「何をしているか」:AI に「文法ミスと表記ゆれだけに絞って」「決まった形式で」「余計な提案はせず」と3つの条件を伝えています。条件を明確にするほど、AI の回答は的確になります。

AIへのプロンプト入力画面

良いプロンプトの例

以下の文章について、次の2点だけを指摘してください。
1. 文法の間違い
2. 表記ゆれ

それぞれ【指摘】【理由】【修正案】の形式で箇条書きにしてください。

---
弊社の製品は、お客様にとって非常に有益であります。また、弊社の製品は、お客様に大変便利です。商品についてのご質問は、担当者までご連絡ください。

→ AI が「製品」と「商品」の表記ゆれ、「有益であります」と「便利です」の文体混在をきちんと分けて指摘してくれます。

悪いプロンプトの例

この文章を直して。
弊社の製品は有益であります...

→ 指示があいまいなため、AI が勝手にリライト(=文章全体を書き換え)してしまい、「どこが」「なぜ」直されたのか分かりません。


ステップ2:AIの指摘を確認する

AI が返してくれた箇条書きを上から順番に読んでいきましょう。指摘は主に次の2パターンに分かれます。

パターン具体例見分け方
文法ミス送りがなの誤り、助詞の使い間違い、主語と述語のねじれ「日本語として正しくない」もの
表記ゆれ「〜する事ができる」と「〜することができる」、「製品」と「商品」「どちらでもよいが統一されていない」もの

大事なポイント:すべての指摘に従う必要はありません。たとえば、わざと「です・ます」と「だ・である」を混ぜている箇所(会話文の引用など)は、そのままで問題ありません。

判断に迷ったら:AI に「この表現は意図的に使い分けていますが、それでも統一したほうがよいですか?」と追加で聞いてみましょう。AI は文脈を踏まえてアドバイスしてくれます。


ステップ3:修正を反映する

「直すべき」と判断した指摘について、元の文章を書き換えます。

手順:

  1. AI の指摘リストから、直すものに印をつける(メモ帳なら該当行をコピーしておく)
  2. 元の文章で該当箇所を探し、修正案を参考に書き換える
  3. 書き換え後、修正した箇所を蛍光ペンで線を引くように太字にしておくと、あとで確認しやすい

注意:AI の修正案をそのままコピーするのではなく、意味が変わっていないか必ず確認しましょう。AI は文脈を完全には理解できないことがあります。


ステップ4:もう一度AIで確認する

修正した文章を、もう一度同じプロンプトで AI に読んでもらいましょう。

  • 指摘が 大幅に減っていれば成功 です
  • 残った指摘があれば、「意図的な表現かどうか」を判断してください
  • 指摘がゼロになるまで繰り返す必要はありません。1〜2回のやり取りで十分です

つまずきやすいポイントと対処法

つまずき原因対処法
AI が文法・表記ゆれ以外の指摘を大量に出すプロンプトの絞り込みが弱い「文法と表記ゆれ以外は出力しないでください」を明記する
表記ゆれが多すぎてどこから直せばよいか分からない一度にすべて直そうとしているまず「漢字とひらがなの統一」だけ、次に「語尾の統一」と段階的に進める
AI の修正案が元の意味と違うAI が文脈を読み違えている修正案をそのまま使わず、自分の言葉で書き直す。AI に「この文脈では〇〇という意味で使っています」と補足して再度聞く
AIツールによって指摘内容が微妙に違うツールごとに得意分野が異なる気にしなくてOK。どのツールの指摘でも、最終判断はあなた自身で行う

完了を確認する

以下の3つがそろっていれば、この Atom は完了です。

  • AI に文章を読ませ、文法ミスと表記ゆれの指摘リストを受け取った
  • 指摘のうち「直すべきもの」と「意図的な表現」を自分で判断できた
  • 修正後の文章をもう一度 AI に読ませ、指摘が減ったことを確認した

成果物:修正前と修正後の文章を並べたドキュメント(メモ帳やWordファイルでOK)。どこをなぜ直したかのメモがあるとベストです。

このドキュメントのスクリーンショットを撮っておくと、あなたの学習記録になります。

成果物成果物このレッスンが終わったとき、あなたの手元に残る具体的な成果物です(例: 公開済みの Web ページ、動作するフォームなど)。

種類: markdown_doc

検証: grammar_check_result_v1

証跡とメディア

証跡証跡成果物が正しく作れたことを確認するためのチェックリストです(例: ブラウザで動作する、フォーム送信で値が保存される)。

screenshot

メディア

diagramscreen_capture
前提 atom

必須

なし

あると楽

なし

学習完了