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問い合わせカテゴリ体系を設計する

問い合わせカテゴリ体系を設計する

design-inquiry-category-tabledesign-inquiry-category-table「design inquiry category table」に関するスキルがこのレッスンで身につきます。
想定時間未設定公開状態: draft
学習メモ

成果物成果物このレッスンが終わったとき、あなたの手元に残る具体的な成果物です(例: 公開済みの Web ページ、動作するフォームなど)。

種類: markdown_doc検証: basic_manual_check_v1

証跡証跡成果物が正しく作れたことを確認するためのチェックリストです(例: ブラウザで動作する、フォーム送信で値が保存される)。

screenshot

メディアメディアレッスン内に出てくる図や動画のスロットです。実際の画面やイメージで理解を補助します。

diagramscreen_capture

レッスン本文

問い合わせカテゴリ体系を設計する

このレッスンのゴール

服の収納を想像してみてください。Tシャツ、ズボン、靴下……種類ごとに引き出しを分けると、朝の準備がぐっと早くなりますよね。お客様からの問い合わせも同じです。種類ごとに「引き出し」を作っておけば、あとで探すのもAIに自動仕分けさせるのもラクになります。

このレッスンでは、あなたが 「お客様からの問い合わせをどんなグループに分けるか」を決めるカテゴリ表 を1枚作ります。AIに自動分類させる前に、まず人間として「こう分けたい」と決めておくことが大切です。

所要時間の目安: 15分

完成イメージ: カテゴリ名・説明・代表例が並んだ表(3〜8行)を作り、AIに試し分類させて精度を確認するところまで進めます。


ステップ1:サンプルの問い合わせを集める

まず、過去の問い合わせを 20〜30件 ざっと読みます。メール、チャット、お問い合わせフォーム、どんな形でもOKです。

サンプルが手元にない場合は? AIに作ってもらいましょう。ChatGPTやClaudeに次のように頼みます。

あなたはオンラインショップのカスタマーサポート担当です。
お客様から届きそうな問い合わせの例を20件、
バリエーション豊かに作ってください。

読みながら「なんだか似ているな」と感じたら、メモ帳やスプレッドシートにキーワードだけ書き出しておきましょう。


ステップ2:グループ分けしてカテゴリ名をつける

AIにグループ分けを手伝ってもらう

自分で分けるのが難しければ、AIに相談できます。以下のプロンプト(=AIへの指示文)をコピーして使ってみてください。

以下の問い合わせ一覧を読んで、似たものをグループにまとめてください。
グループは3〜8個にしてください。
グループごとに「グループ名」と「どんな内容が含まれるか」を一文で書いてください。

---
[ステップ1で集めた問い合わせをここに貼り付ける]

AIの提案をそのまま使ってもいいですし、自分で名前を変えても構いません。あなたの業務にしっくりくる名前を選ぶのがポイントです。

カテゴリ名の良い例・悪い例

良い例:

  • 「配送について」「返品・交換」「商品の質問」「お支払い」「その他」
  • 名前だけで中身が想像できる

悪い例:

  • 「case_01」「case_02」→ 中身が想像できず、使う人が混乱する
  • 「問い合わせ」だけ → すべてがここに入ってしまい、分けた意味がない

数を絞るコツ

3〜8個 くらいが使いやすい目安です。

  • 大カテゴリ5個、必要なら配下に小カテゴリを2〜3個にする → OK
  • カテゴリが30個ある → 探すのが大変で結局使われない
  • カテゴリが1個だけ → 分けた意味がない

ステップ3:カテゴリ表を完成させる

カテゴリ設計フロー

見出し・説明・代表例を表にまとめます。この表がそのまま、あとでAIに自動分類させるときの「分類ルール」になります。

カテゴリ名説明(1文)代表的な例
配送について発送・到着日の確認や変更に関する内容「まだ届きません」
返品・交換返品受付や交換手続きに関する内容「違う色が届きました」
商品の質問商品の仕様や使い方に関する質問「防水ですか?」
お支払い支払い方法や請求に関する内容「クレジットカードが使えません」
その他上記のどれにも当てはまらない内容「パートナーシップについて」

ポイント: 「説明」列をできるだけ具体的に書いておくと、あとでAIの分類精度がグンと上がります。「配送に関すること」よりも「発送・到着日の確認や変更に関する内容」のほうがAIは迷いません。


ステップ4:AIに試し分類させて検証する

あなたが作ったカテゴリ表をAIに渡して、実際の問い合わせを分類させてみましょう。

プロンプト例(コピーして使えます)

あなたはカスタマーサポートの分類担当です。
以下のカテゴリ表に従って、問い合わせを1件ずつ分類してください。
「カテゴリ名」と「選んだ理由(1文)」を答えてください。

カテゴリ表

カテゴリ名説明
配送について発送・到着日の確認や変更に関する内容
返品・交換返品受付や交換手続きに関する内容
商品の質問商品の仕様や使い方に関する質問
お支払い支払い方法や請求に関する内容
その他上記のどれにも当てはまらない内容

分類してほしい問い合わせ

  1. 「注文から3日経ちますが、まだ届きません」
  2. 「Mサイズの在庫はありますか?」
  3. 「届いた商品に傷がありました。交換できますか?」
  4. 「コンビニ払いの手順を教えてください」
  5. 「御社と業務提携を検討しています」

![AI分類テスト結果](/lesson-assets/atom.cs-automator.inquiry-category-design/screen_capture.png)

### 結果を確かめる

AIの回答をチェックして、意図どおりか見てみましょう。

**正しい分類の例**:
- 「注文から3日経ちますが、まだ届きません」→「配送について」 ✓
- 「御社と業務提携を検討しています」→「その他」 ✓

**間違いやすい分類の例**:
- 「届いた商品に傷がありました。交換できますか?」→「商品の質問」 ✗
  - 正しくは「返品・交換」。カテゴリの説明文に「不良品」「傷」を追加すると改善できます

**5件中4件以上が正しく分類されていればOK**です。ミスが多い場合は、次の「つまずき対策」を見て説明文を調整してください。

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つまずき対策

困ったこと原因対処法
カテゴリが10個以上になった細かく分けすぎ月に数回しか来ないものは「その他」にまとめる。AIに「このカテゴリ一覧を5〜7個に統合して」と頼むのも手
「その他」ばかりになる他のカテゴリの説明が抽象的すぎる大きすぎるカテゴリを2つに割るか、説明文に具体的なキーワードを追加する
AIが2つのカテゴリで迷うカテゴリ同士の境界があいまい「こういう場合はAに入れる」という判定ルール例を2〜3個、説明に追加する
表をどこに書けばいいかわからないツール選びに迷っているGoogleスプレッドシート、Notion、メモ帳、なんでもOK。大事なのは表の中身

完了チェックリスト

以下の3つがすべてYesなら、このレッスンは完了です。

  • カテゴリ表が 3〜8行 で、各行に「カテゴリ名」「説明」「代表例」がある
  • AIに 5件以上 の問い合わせを分類させて、8割以上 正しく分類された
  • 分類ミスがあった場合、説明文を 1か所以上 修正した

完成したカテゴリ表のスクリーンショットを保存しておきましょう。これが次のレッスン(自動振り分けルールの設定)で使う材料になります。

成果物成果物このレッスンが終わったとき、あなたの手元に残る具体的な成果物です(例: 公開済みの Web ページ、動作するフォームなど)。

種類: markdown_doc

検証: basic_manual_check_v1

証跡とメディア

証跡証跡成果物が正しく作れたことを確認するためのチェックリストです(例: ブラウザで動作する、フォーム送信で値が保存される)。

screenshot

メディア

diagramscreen_capture
前提 atom

必須

なし

あると楽

なし

学習完了