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自動化候補の業務負荷を特定する
自動化候補の業務負荷を特定する 毎日のお仕事のなかで、「これ、なんだか同じことの繰り返しだな」と感じたことはありませんか? たとえば 料理 を考えてみましょう。毎回野菜を切って、鍋に入れて、味を調える——このなかで...
成果物成果物このレッスンが終わったとき、あなたの手元に残る具体的な成果物です(例: 公開済みの Web ページ、動作するフォームなど)。
証跡証跡成果物が正しく作れたことを確認するためのチェックリストです(例: ブラウザで動作する、フォーム送信で値が保存される)。
メディアメディアレッスン内に出てくる図や動画のスロットです。実際の画面やイメージで理解を補助します。
レッスン本文
自動化候補の業務負荷を特定する
毎日のお仕事のなかで、「これ、なんだか同じことの繰り返しだな」と感じたことはありませんか?
たとえば料理を考えてみましょう。毎回野菜を切って、鍋に入れて、味を調える——このなかで「切る作業」は手順が決まっているので、食品カッター(=AIツール)に任せるとラクになります。でも「味を調える」はその日の素材や好みに合わせる必要があるので、自分でやったほうがいいですよね。
この Atom では、あなたの業務を「食品カッターに任せられる作業」と「自分で味見すべき作業」に分ける力を育てます。その結果として、AI に任せる価値が一番高い業務負荷(=ホットスポット)を1つ特定することがゴールです。

前提を確認する
この Atom に取り組む前に、以下を用意してください。
- あなたの1週間の業務メモ(頭のなかでもOK、紙メモでもOK)
- メモ帳アプリ(何でもよいです。Google ドキュメント、Notion、スマホのメモなど)
- AIチャットツール(ChatGPT、Claude など。無料プランでOK)
プログラミングの知識は一切不要です。
1週間の業務を書き出す
まずは、あなたが普段やっている作業をざっくり書き出します。
「何から書けばいいかわからない…」という方は、AIに手伝ってもらいましょう。ChatGPT や Claude に次のように聞いてみてください。
AIへのプロンプト例: 「私はカスタマーサポートの仕事をしています。1週間の業務タスクを洗い出したいのですが、一般的なカスタマーサポートの業務にはどんなものがありますか?箇条書きで20個ほど挙げてください」
AIが出してきたリストを見ながら、「これは自分もやっている」「これはやっていない」と○×をつけていくと、自分の業務がスムーズに書き出せます。
コツは「細かすぎない、大まかすぎない」くらいの粒度(=細かさ)です。
良い例:
- 「メール返信(テンプレが使えるもの)」
- 「顧客からの問い合わせ内容を分類する」
- 「週次レポートをスプレッドシートにまとめる」
悪い例:
- 「仕事」(大きすぎる)
- 「メールの2行目の『こんにちは』のあとのスペースの有無を確認する」(細かすぎる)
だいたい 10〜20個 のタスクが書き出せたら次へ進みます。
各タスクの「手間」と「頻度」を評価する
書き出したタスクそれぞれに、次の2つの観点で ★ をつけます。
| 観点 | ★1(低い) | ★2(中) | ★3(高い) |
|---|---|---|---|
| 手間(=1回あたりかかる時間) | 5分未満 | 5〜30分 | 30分以上 |
| 頻度(=どれくらい何度もやるか) | 月1回以下 | 週1〜2回 | 毎日 |
★ は「だいたいこれくらい」の感覚でOKです。正確な計測は不要です。
AIへのプロンプト例: 「以下のタスクリストについて、それぞれ『1回あたりの手間(★1〜3)』と『頻度(★1〜3)』を表形式で整理する手伝いをしてください。私が口頭で説明するので、表に埋めてください。」 (この後、タスクリストを貼り付けて、AIと対話しながら★をつけていきます)
AIに表を作ってもらうと、あとで見返しやすくなります。

自動化適性を判定する
★ をつけたタスクのうち、「手間 ★3」または「頻度 ★3」のタスクを自動化候補としてピックアップします。
そのうえで、各候補に次の質問をあてはめます。
「この作業は、手順がほぼ決まっているか?」
- 「はい」→ 自動化に向いている(AIツールが得意なタイプ)
- 「いいえ」→ 今は手動のままにしておく(あなたの判断が必要なタイプ)
判断に迷ったら、AIに相談してみましょう。
AIへのプロンプト例: 「以下の業務タスクについて、AIで自動化できそうかどうか判定してください。判定基準は『手順がほぼ決まっていて、他人にマニュアルを渡せばできる作業か』です。それぞれ○(自動化向き)×(手動のまま)で答えて、理由も一言添えてください。 ・問い合わせメールの分類 ・クレーム対応 ・週次売上レポート作成」
良い例(自動化に向いている):
- 問い合わせメールへの定型文返信
- 毎日の売上データを表にまとめる作業
- 顧客情報の入力ミスをチェックする作業
悪い例(自動化に向いていない):
- クレーム対応で怒っているお客様の気持ちをくみ取る
- 新しいサービスの企画を考える
- トラブルの原因を突き止める
ホットスポットを1つ決める
自動化に向いているタスクのなかから、「手間 × 頻度」が一番高いものをあなたのホットスポットとして1つ選びます。
迷ったら「毎日やっている」ものを優先してください。毎日の作業が少しでも楽になると、1ヶ月で一番大きな効果につながります。
AIへのプロンプト例(最終確認): 「私は以下の業務を自動化候補として選びました。この中で、AIツールを使って最も効果が大きそうなものはどれですか?理由も教えてください。
- 問い合わせメールの分類(毎日・15分)
- 週次レポート作成(週1回・1時間)
- FAQ更新(週2回・20分)」
AIの意見は参考にしつつ、最終的にはあなた自身の感覚で決めてください。「毎日ちょっとずつストレスを感じている作業」が一番の狙い目です。
成果物をまとめる
最後に、以下の内容をメモ帳アプリに書き留めます。これがこの Atom の成果物です。
自動化ホットスポット特定シート
- 対象業務: (例: 問い合わせメールの分類)
- 選んだ理由: 毎日作業しており、1回あたり15分かかっているため
- 手間 ★: (1〜3)
- 頻度 ★: (1〜3)
- 手順が決まっているか: はい(カテゴリ分けの基準が決まっている)
- 自動化のイメージ: AIにメール本文を読ませて、カテゴリを自動判定してもらう
- 洗い出したタスク総数: (例: 15個)

検証する
成果物を書けたら、次のポイントを自分でチェックしましょう。
- 書き出したタスクが 10個以上 ある
- ホットスポットとして「手順が決まっている作業」を選んでいる
- 選んだ理由に「手間」と「頻度」の 両方 が反映されている
- 自動化のイメージが「AIに何をさせるか」まで書けている
すべてチェックがついたら、この Atom は完了です。おめでとうございます!
つまずきポイント
| つまずき | 対策 |
|---|---|
| タスクが全然思い浮かばない | AIに「○○職の一般的な業務タスク」を聞いて、そこから自分に当てはまるものを選ぶ |
| タスクが細かすぎて20個を超える | 「メール返信」のようにまとめ直す。AIに「以下のタスクをグループ分けして」と頼むのも手 |
| 「どれも自動化できそう」で迷う | まずは一番毎日やっているものを選ぶ。完璧な答えは不要 |
| 手順が決まっているか判断できない | 「他人に説明書を渡せばできるか?」で考える。AIに聞いてもOK |
| 成果物に何を書けばいいかわからない | 上のテンプレートをそのままコピーして埋める |
| AIの回答が的外れに感じる | 自分の職種と具体的な作業内容をもう少し詳しく伝え直す |
種類: markdown_doc
検証: basic_manual_check_v1
証跡証跡成果物が正しく作れたことを確認するためのチェックリストです(例: ブラウザで動作する、フォーム送信で値が保存される)。
メディア
必須
なし
あると楽
なし