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AI出力を評価して改善する
AI出力を評価して改善する AI(=人工知能。ChatGPTやClaudeなどのチャットツールのこと)は、とても優秀な「見習いシェフ」のような存在です。あなたの指示(プロンプト)通りに料理を作ってくれますが、最初か...
成果物成果物このレッスンが終わったとき、あなたの手元に残る具体的な成果物です(例: 公開済みの Web ページ、動作するフォームなど)。
証跡証跡成果物が正しく作れたことを確認するためのチェックリストです(例: ブラウザで動作する、フォーム送信で値が保存される)。
メディアメディアレッスン内に出てくる図や動画のスロットです。実際の画面やイメージで理解を補助します。
レッスン本文
AI出力を評価して改善する
AI(=人工知能。ChatGPTやClaudeなどのチャットツールのこと)は、とても優秀な「見習いシェフ」のような存在です。あなたの指示(プロンプト)通りに料理を作ってくれますが、最初から完璧な味になるとは限りません。
ここで大切なのは、あなたが「味見(=評価)」をし、「もう少し塩を減らして」「盛り付けを変えて」と伝えること(=改善指示)です。このサイクルを繰り返すことで、AIの出力はどんどんあなたの望む形に近づきます。
このレッスンでは、AIの出力を「3つの視点」で評価し、具体的な改善指示を出して、最終的に満足できる成果物を完成させるまでの一連の流れを体験します。

準備する
以下のどれか1つのAIツールを開いてください。どれでも同じように使えます。
- ChatGPT(ブラウザで chat.openai.com を開く)
- Claude(ブラウザで claude.ai を開く)
- Cursor(アプリを起動してチャット欄を開く)
まだアカウントを持っていない方は、無料プランで十分です。
ステップ1: AIに最初の指示を出す
まず、AIに何か1つ作ってもらいましょう。以下のプロンプト(=AIへの指示文)をそのままコピーして貼り付けてください。
フリーランスとして初めてクライアントに送る自己紹介メールの文面を作ってください。
私はWebデザインを学び始めたばかりの初心者で、まだ実績はありません。
AIが文面を返してくれたら、次のステップに進みます。ここではまだ修正しません。
ステップ2: 3つの視点で評価する
AIの出力を「なんとなく」で判断するのではなく、以下の3つの視点で具体的にチェックしてみましょう。
視点1: 目的に合っているか?
- 「自己紹介メール」として成立しているか?
- 初対面のクライアントに失礼のない内容か?
視点2: 読み手に合った言葉遣いか?
- 専門用語を使いすぎていないか?
- 堅すぎず、かといってカジュアルすぎないか?
視点3: 形式は適切か?
- メールとして自然な構成(件名・挨拶・本文・締め)になっているか?
- 長すぎないか?(目安:300文字以内が読みやすい)
それぞれの視点について、「OK」か「要改善」かをメモしてみてください。紙でもスマホのメモアプリでも構いません。
ステップ3: 具体的に改善を指示する
評価で見つかった「要改善」ポイントをAIに伝えます。このとき、曖昧な指示ではなく具体的に伝えるのがコツです。
良い例:
- 「専門用語を使わず、中学生でもわかる言葉で書き直してください」
- 「メール本文を200文字以内に短くしてください」
- 「最初の挨拶をもう少しカジュアルにして、『はじめまして!』から始めてください」
悪い例:
- 「もっと良くして」→ AIは何を良くすればいいかわかりません
- 「なんか違うから直して」→ どこがどう違うのか伝わりません
- 「全部やり直して」→ 良かった部分まで消えてしまいます
実際にAIに改善指示を出してみましょう。以下のようなプロンプトを参考にしてください。
以下の2点を修正してください:
1. 専門用語を使わず、誰でもわかる言葉に書き換える
2. 本文を200文字以内にまとめる

ステップ4: 改善結果を確認する
AIが返してきた改善版を、もう一度3つの視点でチェックしましょう。
- まだ気になる点があれば、再度具体的に伝えます
- 2〜3回のやりとりで十分です。完璧を目指して何十回もやる必要はありません
この「指示 → 評価 → 改善指示 → 再評価」のサイクルを回すことが、AIを使いこなす最大のコツです。
成果物を保存する
最終的に満足できるメール文面ができたら、以下の内容をまとめた短いメモ(Markdownドキュメント)を作成してください。
# AI出力の評価・改善レポート
最初のAI出力で気づいた問題点
- (例:専門用語が多すぎた)
- (例:文章が長すぎた)
出した改善指示
- (例:「専門用語を使わないでください」)
最終的な成果物
(完成したメール文面をここに貼り付け)
学んだこと
- (例:具体的に指示するほうがAIの出力が良くなる)
このメモが、このレッスンの成果物になります。
つまずきポイントと対策
「全部書き直して」と言ってしまう
最初からやり直させると、良かった部分まで消えてしまいます。「〇〇の部分だけ修正して」と、変えたい箇所をピンポイントで伝えましょう。
一度にたくさんの修正を頼んでしまう
5つも6つも同時に直してもらおうとすると、AIの回答がぶれやすくなります。1回の指示では1〜2つの修正にとどめて、確認してからまた次の修正を頼むのがおすすめです。
何が悪いのかわからない
「なんか違う」と思っても言葉にできないときは、上で紹介した3つの視点(目的・読み手・形式)に当てはめてみてください。どの視点で引っかかるかを考えると、改善ポイントが見えてきます。
AIが同じ間違いを繰り返す
同じ修正を何度もお願いしているのにAIが直してくれない場合は、「以下のルールを必ず守ってください」と箇条書きでまとめて最初に伝えると効果的です。
確認する
以下のチェックリストをすべて満たしていれば、このレッスンは完了です。
- AIに最初の指示を出して、出力を受け取った
- 3つの視点(目的・読み手・形式)で評価した
- 具体的な改善指示を最低1回は出した
- 改善後の出力を再度確認した
- 評価・改善レポート(メモ)を作成した
種類: markdown_doc
検証: basic_manual_check_v1
証跡証跡成果物が正しく作れたことを確認するためのチェックリストです(例: ブラウザで動作する、フォーム送信で値が保存される)。
メディア
必須
なし
あると楽
なし