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AI導入のビジネスケースを上司向けに作る
AI導入のビジネスケースを上司向けに作る 「AIって便利らしいけど、うちの会社で使う意味あるの?」——上司にこう聞かれたとき、あなたはどう答えますか? この Atom では、AIチャット(ChatGPT や Cla...
成果物成果物このレッスンが終わったとき、あなたの手元に残る具体的な成果物です(例: 公開済みの Web ページ、動作するフォームなど)。
証跡証跡成果物が正しく作れたことを確認するためのチェックリストです(例: ブラウザで動作する、フォーム送信で値が保存される)。
メディアメディアレッスン内に出てくる図や動画のスロットです。実際の画面やイメージで理解を補助します。
レッスン本文
AI導入のビジネスケースを上司向けに作る
「AIって便利らしいけど、うちの会社で使う意味あるの?」——上司にこう聞かれたとき、あなたはどう答えますか?
この Atom では、AIチャット(ChatGPT や Claude など)を使って、**上司に見せられるビジネスケース(=AI導入の提案書)**を15分で作ります。料理にたとえると、レシピ(テンプレート)に沿って材料(あなたの業務情報)を入れるだけで、見栄えのする一品が完成するイメージです。
前提を確認する
- AIチャット(ChatGPT・Claude など)にテキストで質問したことがある
- 自分の部署で「手作業が多いな」と感じている業務が1つ以上ある
- パソコンでブラウザを開ける環境がある
まだAIチャットを使ったことがない方は、先に「AIチャットをはじめて使う」Atom を済ませてください。
ビジネスケースの全体像を知る
ビジネスケース(=導入提案書)は、次の4つのパートで構成します。

| パート | 書く内容 | 目安の長さ |
|---|---|---|
| 1. 現状の課題 | 今どんな手作業にどれくらい時間がかかっているか | 3〜5行 |
| 2. AI導入で変わること | AIに置き換えると何がどう速くなるか | 3〜5行 |
| 3. コストと効果 | 無料/有料プランの費用と、削減できる時間を数字で示す | 表1つ |
| 4. 次のステップ | まず何から始めるかの提案 | 2〜3行 |
ステップ1: 課題をAIに整理してもらう
まず、自分の業務の中で「これ毎回めんどうだな」と思う作業を1つ選びます。
良い例:
- 「毎週の営業報告メールを書くのに30分かかっている」
- 「問い合わせ対応のテンプレートを毎回手で書き換えている」
悪い例:
- 「なんか業務全般が大変」(具体性がない)
- 「社内システムを全部AIに置き換えたい」(範囲が広すぎる)
選んだら、AIチャットに次のように入力します。
プロンプト例(そのままコピーして使えます):
私は〇〇部で働いています。毎週「△△」という作業に約XX分かかっています。 この作業の課題を、上司への提案書に載せる形で3〜5行にまとめてください。 箇条書きで、数字を入れてください。
AIが返してくれた文章をそのまま「1. 現状の課題」パートに貼り付けます。
ステップ2: AI導入の効果をAIに書いてもらう
次に、同じAIチャットの続きで次のように入力します。
プロンプト例:
この課題に対して、AIチャット(ChatGPTやClaude)を導入するとどう改善できますか? 具体的な使い方と、時間短縮の見込みを3〜5行で書いてください。 上司が読む提案書のパートとして書いてください。
返ってきた文章を「2. AI導入で変わること」パートに使います。「本当にそうなるかな?」と思ったら、自分の感覚で数字を調整してOKです。AIの出力はあくまでたたき台です。
ステップ3: コスト比較表をAIに作ってもらう
ビジネスケースで一番説得力があるのは「数字」です。AIに表を作ってもらいましょう。
プロンプト例:
以下の条件でコスト比較表を作ってください。Markdown の表形式でお願いします。
- 現状: 手作業で月XX時間、人件費は時給YY円で計算
- AI導入後: ChatGPT有料プラン月3,000円を想定、作業時間がZZ時間に短縮
- 差額を「月あたりの削減効果」として出してください
ここで出てくる数字はあなたの職場に合わせて書き換えてください。正確な数字が分からなくても、だいたいの見積もりで大丈夫です。
ステップ4: 次のステップを書く
最後に、上司が「じゃあまず何をすればいい?」と思ったときの答えを用意します。
プロンプト例:
この提案書の最後に「次のステップ」を2〜3行で書いてください。 「まず1週間、無料プランで試す」のような具体的なアクションにしてください。
ステップ5: 1つの文書にまとめる
ここまでの4パートを、1つの文書にまとめます。AIに仕上げを頼みましょう。
プロンプト例:
ここまでの「現状の課題」「AI導入で変わること」「コスト比較表」「次のステップ」を 1つの提案書としてまとめてください。 タイトルは「AI活用による〇〇業務の効率化提案」としてください。 全体で A4 1枚(800〜1200字)に収めてください。

検証する: 自分のビジネスケースをチェックする
完成した文書を以下の4つの観点でチェックしてください。
- 「現状の課題」に具体的な作業名と所要時間が入っている
- 「AI導入で変わること」に、AIの具体的な使い方が書いてある
- コスト比較表に数字が入っていて、削減効果が分かる
- 「次のステップ」が1つの具体的なアクションになっている
4つすべてにチェックが入れば、この Atom は完了です。
つまずきポイントと対策
「AIの回答が長すぎて提案書に使えない」
→ プロンプトの最後に「3行以内で」「A4半ページに収めて」のように文字数の指定を追加してください。AIは指示された長さに合わせてくれます。
「数字がでたらめに見える」
→ AIが出す数字はあくまで参考です。自分の実感と大きくずれているときは、遠慮なく書き換えてください。提案書はあなたの名前で出すものなので、最終判断はあなたです。
「上司にAIを使って書いたと言っていいのか不安」
→ 「AIを下書きツールとして活用し、自分で内容を確認・修正しました」と正直に伝えるのがベストです。これ自体がAI活用の実例になります。
「どの業務を選べばいいか分からない」
→ 「繰り返し」「テキスト中心」「正解がある程度決まっている」の3つに当てはまる業務がAI向きです。たとえば定型メール作成、議事録の整理、データの集計レポートなどです。
種類: markdown_doc
検証: business_case_structure_v1
証跡証跡成果物が正しく作れたことを確認するためのチェックリストです(例: ブラウザで動作する、フォーム送信で値が保存される)。
メディア
必須
なし
あると楽
なし