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Makeでマルチステップのシナリオを構築する

Makeでマルチステップのシナリオを構築する 「毎日、同じ作業を手作業で繰り返している…」そんな悩みはありませんか? Make(メイク)は、複数のアプリを連携させて作業を自動化できるツールです。料理に例えると、「野...

build-make-multistep-scenariobuild-make-multistep-scenario「build make multistep scenario」に関するスキルがこのレッスンで身につきます。
想定時間未設定公開状態: draft
学習メモ

成果物成果物このレッスンが終わったとき、あなたの手元に残る具体的な成果物です(例: 公開済みの Web ページ、動作するフォームなど)。

種類: screenshot検証: basic_manual_check_v1

証跡証跡成果物が正しく作れたことを確認するためのチェックリストです(例: ブラウザで動作する、フォーム送信で値が保存される)。

screenshot

メディアメディアレッスン内に出てくる図や動画のスロットです。実際の画面やイメージで理解を補助します。

diagramscreen_capture

レッスン本文

Makeでマルチステップのシナリオを構築する

「毎日、同じ作業を手作業で繰り返している…」そんな悩みはありませんか?

Make(メイク)は、複数のアプリを連携させて作業を自動化できるツールです。料理に例えると、「野菜を切る → 鍋で煮る → お皿に盛る」という一連の流れを一度レシピに書いておけば、あとはボタンひとつで全部やってくれるキッチンロボットのようなものです。

このレッスンでは、Makeを使って 「Googleフォーム送信 → Slack通知 → Googleスプレッドシート記録」 という3ステップの自動化シナリオを15分で構築します。完成したら、シナリオが正しく動いているスクリーンショットを撮って「できた!」を確認しましょう。

シナリオ全体図

前提を確認する

始める前に、以下の3つが準備できていることを確認してください。

  • Makeのアカウントを持っている(無料プランで十分です。まだの方はMake公式サイトでメールアドレスだけで作れます。2〜3分で完了します)
  • Googleアカウントを持っている(Googleフォームとスプレッドシートで使います)
  • Slackのワークスペースにアクセスできる(通知の送り先として使います)

AIに聞いてみよう: 準備段階でつまずいたら、ChatGPTやClaudeに「Makeの無料アカウントの作り方を教えて」と聞いてみてください。画面の案内付きで教えてくれます。

シナリオの全体像をつかむ

これから作る自動化の流れは、レストランの注文と同じ仕組みです。

  1. トリガー(=開始の合図): お客さんが注文する → Googleフォームが送信される
  2. アクション1: 厨房に伝票が届く → Slackに通知メッセージが届く
  3. アクション2: レジに記録される → Googleスプレッドシートにデータが保存される

Makeでは、この一連の流れを「シナリオ」と呼びます。シナリオは、丸いアイコン(モジュール)を線でつないで作ります。

事前にテスト用の材料を準備する

シナリオを組む前に、連携先のアプリを先に用意しておきましょう。料理でいう「材料の下ごしらえ」です。

Googleフォームを作る

  1. Googleドライブを開く
  2. 左上の + 新規Googleフォーム をクリックする
  3. フォームのタイトルを「テスト問い合わせフォーム」にする
  4. 質問を2つ追加する:
    • 質問1: 「お名前」(記述式)
    • 質問2: 「お問い合わせ内容」(記述式)
  5. テスト回答を1件送信しておく(あとで動作確認に使います)

AIに聞いてみよう: ChatGPTに「テスト用のGoogleフォームを作りたい。2つの質問で十分です。手順を教えて」と聞くと、スクリーンショット付きの手順を教えてくれることもあります。

Googleスプレッドシートを作る

  1. Googleドライブで + 新規Googleスプレッドシート を選ぶ
  2. シート名を「フォーム回答ログ」にする
  3. 1行目(見出し行)に以下を入力する:
    • A1: 名前
    • B1: 内容
    • C1: 受信日時

良い例: 列の見出しをあらかじめ入力しておく → Makeが自動で列を認識してくれる

悪い例: 見出しなしの空シート → Makeがどの列に何を入れるか分からずエラーになる

Slackで通知先チャンネルを決める

通知を受け取るSlackチャンネルを1つ決めておきます。テスト用なので #test#general で構いません。

新しいシナリオを作成する

材料が揃ったら、いよいよMakeでシナリオを組み立てます。

  1. Makeにログインする
  2. 左メニューの Scenarios をクリックする
  3. 右上の + Create a new scenario をクリックする
  4. 空のキャンバス(=シナリオを組み立てる作業画面)が開いたら準備完了です

画面の中央に大きな「+」マークが見えるはずです。ここからモジュール(=自動化の各ステップ)を追加していきます。

Makeキャンバス画面

トリガーを設定する

まず、シナリオの「開始の合図」を設定します。キャンバス中央の「+」アイコンをクリックしてください。

  1. 検索窓に Google Forms と入力して選ぶ
  2. Watch Responses(=回答を監視する)を選ぶ
  3. Connection の「Add」をクリックして、Googleアカウントを連携する
    • ブラウザにGoogleのログイン画面が出るので、許可してください
  4. 連携できたら、先ほど作った「テスト問い合わせフォーム」を選ぶ

良い例: あらかじめテスト回答を1件送信しておく → 次のステップで使えるサンプルデータが取得できる

悪い例: フォームを作っただけで一度も回答していない → 変数の候補が表示されず設定しづらい

つまずいたら: Google連携でエラーが出る場合は、ブラウザで一度Googleアカウントからログアウトし、連携したいアカウントだけでログインし直してから再試行してください。

Slack通知アクションを追加する

トリガーモジュール(Googleフォームの丸いアイコン)の右側に小さな「+」が出ます。それをクリックしてください。

  1. 検索窓に Slack と入力して選ぶ
  2. Create a Message(=メッセージを作成する)を選ぶ
  3. Slackワークスペースを連携する(Googleと同じ要領です)
  4. Channel で通知先チャンネルを選ぶ
  5. Text 欄にメッセージ本文を入力する

メッセージの書き方のコツは、入力欄をクリックすると左側に 前のモジュールから受け取れるデータの一覧 が出ることです。そこから選んで挿入します。手打ちではなく、一覧から選ぶのが確実です。

メッセージ例:

📩 新しい問い合わせが届きました!
お名前: {{1.お名前}}
内容: {{1.お問い合わせ内容}}

{{1.お名前}} の部分は、1番目のモジュール(Googleフォーム)から受け取ったデータを意味します。

良い例: 入力欄をクリック → 表示される変数一覧から選んで挿入する

悪い例: 変数名を手打ちする → スペルミスでデータが空になる

AIに聞いてみよう: メッセージの文面で迷ったら、ChatGPTに「Slack通知用のメッセージテンプレートを考えて。問い合わせフォームの名前と内容を含めたい」と聞くと、見やすいフォーマットを提案してくれます。

スプレッドシート記録アクションを追加する

Slackモジュールの右側の「+」をクリックして、3つ目のモジュールを追加します。

  1. Google Sheets と検索して選ぶ
  2. Add a Row(=行を追加する)を選ぶ
  3. Googleアカウントを連携する(トリガーと同じアカウントでOK)
  4. 先ほど作った「フォーム回答ログ」スプレッドシートを選ぶ
  5. シート名を選ぶ(通常は「シート1」)
  6. 列の見出しが自動で認識されるので、各列に対応するデータを設定する:
    • 名前 列 ← Googleフォームの「お名前」を選ぶ
    • 内容 列 ← Googleフォームの「お問い合わせ内容」を選ぶ
    • 受信日時 列 ← now(現在の日時を自動入力する関数)を入力する

良い例: スプレッドシートの1行目に見出し(名前・内容・受信日時)を入れておく → Makeが各列を認識してくれる

悪い例: 見出し行がない → 「Column A」「Column B」としか表示されず、何をどこに入れるか分かりにくい

実行して動作を確認する

シナリオが3つのモジュールでつながったら、いよいよテスト実行です。

テストを実行する

  1. 画面左下の Run once(=1回だけ実行する)ボタンをクリックする
  2. 別のブラウザタブでGoogleフォームを開き、テスト回答を送信する
  3. Makeの画面に戻り、しばらく待つ

成功の確認ポイント(3つ全てクリアで完了)

  • ✅ 各モジュールの上に 緑色のチェックマーク が表示された
  • ✅ Slackの指定チャンネルに通知メッセージが届いた
  • ✅ Googleスプレッドシートに新しい行が追加された(データの内容も正しいか確認)

ここでスクリーンショットを撮りましょう! 3つのモジュールが緑色のチェックマークで成功している状態の画面を保存してください。これがこのレッスンの成果物です。

つまずきやすいポイントを解決する

Google連携でエラーが出る場合

原因: 複数のGoogleアカウントでログインしていると、意図しないアカウントで連携されることがあります。

解決策:

  1. ブラウザでGoogleアカウントから一度ログアウトする
  2. 連携したいアカウントだけでログインし直す
  3. Makeに戻って再度連携を試す

AIに聞いてみよう: エラーメッセージが出たら、そのメッセージをそのままChatGPTやClaudeに貼り付けて「このエラーの原因と解決方法を教えて」と聞いてみてください。英語のエラーでも日本語で解説してくれます。

変数が空っぽ・データが取得できない場合

原因: まだ一度も実行していない状態だと、前のモジュールの出力データが空です。

解決策: 先に「Run once」を1回実行してからモジュールの設定画面を開き直すと、実際のデータが候補に表示されて設定しやすくなります。

シナリオが途中で止まる場合

原因: モジュール間にフィルター(=条件で絞り込む機能)が意図せず設定されていることがあります。

解決策: モジュールをつなぐ線の上にレンチのアイコンがないか確認してください。もしあれば、クリックして不要なフィルターを削除します。

Slackに通知が届かない場合

原因: Slackアプリの権限が不足している、またはチャンネルが正しく選択されていないことがあります。

解決策:

  1. Slackモジュールの設定で、チャンネル名が正しいか確認する
  2. それでもダメなら、Slackの連携を一度削除して再設定する

まとめと次のステップ

お疲れさまでした!「Googleフォーム送信 → Slack通知 → スプレッドシート記録」の3ステップ自動化シナリオが完成しました。

ここで身につけたこと:

  • Makeでモジュールを3つつないでシナリオを作る方法
  • トリガー(開始の合図)とアクション(やること)の違い
  • モジュール間でデータを受け渡す方法

この仕組みが理解できたら、次はこんなアレンジに挑戦してみてください:

  • トリガーを「メール受信」や「特定の時間」に変えてみる
  • 条件分岐(ルーター)を追加して、内容によって通知先を変える
  • 4つ目のモジュールを追加して、自動返信メールを送る

AIに聞いてみよう: 「自分の業務で自動化したい作業があるけど、Makeでどう作ればいいか分からない」というときは、ChatGPTに「○○の作業をMakeで自動化したい。シナリオの設計を教えて」と聞くと、モジュールの組み合わせ方を提案してくれます。

成果物成果物このレッスンが終わったとき、あなたの手元に残る具体的な成果物です(例: 公開済みの Web ページ、動作するフォームなど)。

種類: screenshot

検証: basic_manual_check_v1

証跡とメディア

証跡証跡成果物が正しく作れたことを確認するためのチェックリストです(例: ブラウザで動作する、フォーム送信で値が保存される)。

screenshot

メディア

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前提 atom

必須

なし

あると楽

なし

学習完了