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教材のアクセシビリティを確認する
教材のアクセシビリティを確認する あなたが作った教材は、すべての学習者にとって使いやすいものになっていますか? アクセシビリティ(=年齢・障がい・環境に関係なく、誰でも情報を受け取れるようにすること)は、特別な技術...
成果物成果物このレッスンが終わったとき、あなたの手元に残る具体的な成果物です(例: 公開済みの Web ページ、動作するフォームなど)。
証跡証跡成果物が正しく作れたことを確認するためのチェックリストです(例: ブラウザで動作する、フォーム送信で値が保存される)。
メディアメディアレッスン内に出てくる図や動画のスロットです。実際の画面やイメージで理解を補助します。
レッスン本文
教材のアクセシビリティを確認する
あなたが作った教材は、すべての学習者にとって使いやすいものになっていますか?
アクセシビリティ(=年齢・障がい・環境に関係なく、誰でも情報を受け取れるようにすること)は、特別な技術力がなくてもAIの力を借りて確認できます。たとえるなら、料理のレシピを書いたあとに「これ、初めての人でも迷わず作れるかな?」と誰かに読んでもらうようなものです。この Atom では、AIにその「読んでもらう役」をお願いします。
前提として必要なもの
- あなたが作成した教材(Word、Googleドキュメント、PDFなど形式は問いません)
- AIチャットツール(ChatGPT、Claude など)へのアクセス
アクセシビリティとは何かを理解する
アクセシビリティと聞くと「車いすの方向け」だけを思い浮かべるかもしれません。しかし実際はもっと幅広い概念です。
- 視覚: 色だけで情報を伝えていないか(色覚特性のある方が読めるか)
- 認知: 専門用語を説明なしで使っていないか
- 操作: スマートフォンでも読みやすいか
- 聴覚: 動画を含む場合、字幕やテキスト代替があるか

AIにチェックを依頼するプロンプトを作る
教材の本文をAIに貼り付けて、以下のようなプロンプト(=AIへの指示文)を送ります。
良い例
以下の教材テキストについて、アクセシビリティの観点からチェックしてください。
確認してほしいポイント:
1. 色だけに頼った情報伝達がないか
2. 専門用語に説明が添えられているか
3. 見出し構造が論理的か(h1→h2→h3 の順になっているか)
4. 画像の代替テキスト(alt属性)の案を提案してください
5. 読みやすさのレベル(中学生でも理解できるか)
---
(ここに教材テキストを貼り付ける)
悪い例
この文章をチェックして。
→ 何を確認してほしいか具体的に書かないと、AIは一般的な文章校正しかしてくれません。
AIの回答をチェックリストに整理する
AIから返ってきた指摘を、次の4カテゴリに分けて整理します。
| カテゴリ | 確認ポイント | 対応が必要? |
|---|---|---|
| 色・コントラスト | 色だけで意味を伝えている箇所 | はい / いいえ |
| 言葉づかい | 説明のない専門用語 | はい / いいえ |
| 構造 | 見出しの階層が飛んでいる箇所 | はい / いいえ |
| 代替テキスト | 画像に説明がない箇所 | はい / いいえ |
この表をMarkdown(=シンプルな書式ルール)やWordの表として保存すれば、そのまま成果物になります。
実際に修正してみる
指摘の中から対応が必要な項目を1つ選び、教材を修正します。すべてを一度に直す必要はありません。まずは1つ直して、流れをつかみましょう。
修正に迷ったら、AIにこう聞いてみてください。
以下の文章をアクセシビリティの観点で改善してください。
特に「専門用語の平易な言い換え」をお願いします。
---
(修正したい箇所を貼り付ける)

修正結果を確認する
修正した教材を、もう一度AIに確認してもらいましょう。最初と同じプロンプトを使えばOKです。指摘が減っていれば改善できた証拠になります。
確認のコツ
- 1回で完璧にする必要はありません。「前より良くなった」が大事です
- 指摘が0件にならなくても問題ありません。優先度の高い項目から対応すれば十分です
つまずきやすいポイント
- 「アクセシビリティって完璧にしないとダメ?」 → いいえ。100点を目指すより、まず60点を目指しましょう。1つでも改善すれば学習者の体験は良くなります
- 「AIの指摘が多すぎて何から手をつければいいかわからない」 → カテゴリ分けした表の中で「対応が必要」が最も多いカテゴリから着手すると効果的です
- 「色のコントラストって目で見てわかるの?」 → 判断が難しい場合はAIに「この色の組み合わせはコントラスト比が十分ですか?」と聞けば数値で教えてくれます
成果物を確認する
この Atom を終えたとき、あなたの手元には次のものがあるはずです。
- アクセシビリティチェックリスト(4カテゴリの表)
- 修正済み教材(最低1箇所の改善を含む)
- AIとのやり取りのスクリーンショット(修正前後の比較が見えるもの)
これらが揃っていれば、この Atom は完了です。
種類: markdown_doc
検証: accessibility_checklist_v1
証跡証跡成果物が正しく作れたことを確認するためのチェックリストです(例: ブラウザで動作する、フォーム送信で値が保存される)。
メディア
必須
なし
あると楽
なし