メインコンテンツへスキップ
レッスン一覧に戻る

atom.training-designer.free-text-analysis

自由記述回答をAIで分析する

自由記述回答をAIで分析する アンケートや研修後のふりかえりで「自由に書いてください」と聞くと、10人分でも読むだけで大変です。100人、200人と増えると、もう人の目だけで傾向をつかむのは現実的ではありません。...

analyze-free-text-with-aianalyze-free-text-with-ai「analyze free text with ai」に関するスキルがこのレッスンで身につきます。
想定時間未設定公開状態: draft
学習メモ

成果物成果物このレッスンが終わったとき、あなたの手元に残る具体的な成果物です(例: 公開済みの Web ページ、動作するフォームなど)。

種類: markdown_doc検証: basic_manual_check_v1

証跡証跡成果物が正しく作れたことを確認するためのチェックリストです(例: ブラウザで動作する、フォーム送信で値が保存される)。

screenshot

メディアメディアレッスン内に出てくる図や動画のスロットです。実際の画面やイメージで理解を補助します。

diagramscreen_capture

レッスン本文

自由記述回答をAIで分析する

アンケートや研修後のふりかえりで「自由に書いてください」と聞くと、10人分でも読むだけで大変です。100人、200人と増えると、もう人の目だけで傾向をつかむのは現実的ではありません。

この Atom では、自由記述回答をAIチャットに貼り付けて、傾向・キーワード・改善ヒントを短時間で引き出す方法を学びます。料理にたとえると、大量の食材(回答)を一気にフードプロセッサー(AI)にかけて、使いやすい形にまとめるイメージです。


前提を確認する

  • AIチャット(ChatGPT、Claude など)を開いて文章を入力した経験がある
  • 分析したい自由記述回答のデータが手元にある(テキストファイル、スプレッドシートなど何でもOK)
  • 回答数の目安:5件〜200件程度

注意: 個人名や機密情報を含む回答をAIに貼り付ける場合は、事前に匿名化(名前を「回答者A」などに置き換えること)してください。


全体の流れを把握する

分析フロー図

作業は大きく4つのステップに分かれます。

  1. 回答データを準備する — テキストを1か所にまとめる
  2. AIに貼り付けて分析を依頼する — プロンプト(AIへの指示文)を書く
  3. 結果を読み取り、深掘りする — 追加の質問で精度を上げる
  4. 分析結果をまとめる — レポートや報告用のドキュメントに整える

ステップ1:回答データを準備する

自由記述データをAIに読み込ませるために、テキスト形式に整えます。

やること

  1. スプレッドシートやフォームの回答一覧を開く
  2. 自由記述の列だけをコピーする
  3. テキストエディタ(メモ帳など)に貼り付ける
  4. 個人名・所属など機密情報があれば「回答者1」「回答者2」に置き換える

良い例

回答者1: 研修の内容は実践的で、すぐに仕事で使えそうです。
回答者2: 時間が短すぎて、演習が駆け足になった印象です。
回答者3: グループワークが楽しかった。もっとやりたい。

悪い例

田中太郎(営業部): 研修の内容は実践的で...

→ 個人名や部署名がそのまま残っています。AI に送る前に必ず匿名化しましょう。


ステップ2:AIに分析を依頼する

AIチャットを開き、以下のプロンプト(指示文)を使います。コピーしてそのまま貼り付けてOKです。

基本プロンプト:傾向分析

以下は研修後アンケートの自由記述回答です。
次の3点を分析してください。

1. よく出てくるキーワードやテーマ(上位5つ)
2. ポジティブな意見とネガティブな意見の割合(おおよそ)
3. 改善に使えそうな具体的な指摘(3つまで)

---
(ここに回答データを貼り付ける)

使い方のコツ

  • 回答数が多い場合(50件以上): 一度に全部貼り付けて大丈夫です。AIは長い文章も処理できます
  • 回答が短い場合(一言が多い): 「似た回答をグループ分けしてください」と追加で指示すると整理しやすくなります

AIチャット画面


ステップ3:結果を深掘りする

AIの最初の回答を見たら、追加の質問で分析の精度を上げましょう。以下は便利な追加プロンプトです。

追加プロンプト例

カテゴリ別に分類したいとき:

この回答を「内容について」「時間配分について」「進め方について」の3カテゴリに分類してください。

感情の温度感を知りたいとき:

各回答を「満足」「普通」「不満」の3段階に分け、それぞれの件数を数えてください。

改善アクションを考えたいとき:

ネガティブな意見をもとに、次回の研修で改善できる具体的なアクションを3つ提案してください。

良い追加質問の例

  • 「この中で、すぐに対応できそうなものはどれですか?」
  • 「回答者が一番強く感じていることは何ですか?」

悪い追加質問の例

  • 「もっと分析して」→ 何を追加で分析してほしいか具体的に伝えましょう
  • 「正しいですか?」→ AIは正解を保証しません。あくまで傾向の参考として使います

ステップ4:分析結果をまとめる

AIが出してくれた分析をもとに、報告や改善に使えるドキュメントを作ります。

やること

  1. AIの回答から使える部分をコピーする
  2. 以下のテンプレートに貼り付けて整える

レポートテンプレート

# 自由記述分析レポート

概要

  • 回答数:○件
  • 分析日:2026年○月○日
  • 分析ツール:(使ったAIチャットの名前)

主なキーワード・テーマ

  1. ○○
  2. ○○
  3. ○○

ポジティブ/ネガティブの傾向

  • ポジティブ:約○%(主な内容:○○)
  • ネガティブ:約○%(主な内容:○○)

改善に向けた提案

  1. ○○
  2. ○○
  3. ○○

3. 内容に誤りや違和感がないか、元の回答と照らし合わせて確認する

> **大切なポイント**: AIの分析結果はあくまで「たたき台」です。最終的な判断はあなた自身が行います。特に件数やパーセンテージは目安として扱い、重要な意思決定には元の回答データも確認してください。

---

完了を確認する

以下の3点がそろっていれば、この Atom は完了です。

  • 自由記述データをAIに読み込ませて、傾向分析の結果を得た
  • 追加の質問で、カテゴリ分類または感情分類を少なくとも1回行った
  • 分析結果をレポートテンプレートに整理して、Markdownドキュメントとして保存した

つまずきやすいポイント

よくある問題対処法
回答データが長すぎてAIに貼り付けられない50件ずつに分割して「続きです」と追加で貼り付ける
AIが的外れな分析をするプロンプトに「研修後アンケート」など文脈を追加する
個人情報を含む回答がある匿名化してからAIに入力する。送信後は会話を削除する
英語で回答が返ってくる「日本語で回答してください」とプロンプトに追記する
成果物成果物このレッスンが終わったとき、あなたの手元に残る具体的な成果物です(例: 公開済みの Web ページ、動作するフォームなど)。

種類: markdown_doc

検証: basic_manual_check_v1

証跡とメディア

証跡証跡成果物が正しく作れたことを確認するためのチェックリストです(例: ブラウザで動作する、フォーム送信で値が保存される)。

screenshot

メディア

diagramscreen_capture
前提 atom

必須

なし

あると楽

なし

学習完了