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研修設計用プロンプトテンプレート集を作る
研修設計用プロンプトテンプレート集を作る あなたが研修の準備をしている場面を想像してみましょう。 料理のレシピをまとめた「レシピノート」がキッチンにあると、毎回ゼロから考えなくて済みますよね。プロンプト(=AIに送...
成果物成果物このレッスンが終わったとき、あなたの手元に残る具体的な成果物です(例: 公開済みの Web ページ、動作するフォームなど)。
証跡証跡成果物が正しく作れたことを確認するためのチェックリストです(例: ブラウザで動作する、フォーム送信で値が保存される)。
メディアメディアレッスン内に出てくる図や動画のスロットです。実際の画面やイメージで理解を補助します。
レッスン本文
研修設計用プロンプトテンプレート集を作る
あなたが研修の準備をしている場面を想像してみましょう。
料理のレシピをまとめた「レシピノート」がキッチンにあると、毎回ゼロから考えなくて済みますよね。プロンプト(=AIに送るお願い文)も同じです。「こう聞いたらいい答えが返ってきた」というパターンをまとめておけば、次回からすぐに使い回せます。
この Atom では、あなたがこれから研修を設計するときに「AIにこう聞けばいい」というテンプレート集を自分だけのノートとして作ります。15分で終わるように、まずは最小の3パターンを用意するところまでを目標にします。

テンプレートの構造を知る
プロンプトテンプレートは、次の3つのパーツからできています。
- 役割:AIに「あなたは○○の専門家です」と伝える
- 目的:何をしてほしいかを具体的に書く
- 条件:文字数や対象者などの制約を伝える
この3パーツの並べ方を覚えてしまえば、どんなテーマでもテンプレートが作れます。ちょうど手紙の「宛名→本文→署名」のフォーマットと同じ感覚です。
良い例
あなたは新人研修の講師です。
新入社員向けに「メールの書き方」を5分で説明する資料を作ってください。
条件:箇条書きで、専門用語は使わないでください。
悪い例
研修の資料を作って。
良い例は「誰が」「何を」「どういう条件で」が揃っているため、AIからも的確な回答が返ってきます。悪い例は指示がぼんやりしているので、期待と違う結果になりやすいです。
AIツールを使ってテンプレートの下書きを作る
テンプレートをゼロから考える必要はありません。AIに「テンプレートの骨組みを作って」と頼んで、出てきたものを自分用にアレンジする方が早くてラクです。
以下のプロンプトをそのままコピーして、お使いのAIチャットツール(ChatGPT・Claude など)に貼り付けてみてください。
あなたは研修設計のプロです。
私はこれから社内研修を作るのですが、AIに指示を出すときに
毎回使えるプロンプトテンプレートを3種類ほしいです。
用途は以下の3つです:
1. 研修カリキュラムを考える
2. 研修テキストの原稿を書く
3. 確認テストを作る
各テンプレートは「役割」「目的」「条件」の3パーツで構成してください。
穴埋め部分は [ ] で囲んでください。
AIの回答が返ってきたら、メモ帳やWord、Googleドキュメントなど好きなツールにコピーして保存しておきましょう。

3つの基本テンプレートを確認・アレンジする
AIが作った下書きを手元に置いたら、次の3パターンが揃っているか確認してください。もしAIの回答に含まれていなければ、以下の見本を使ってください。
テンプレート① 研修カリキュラムを考える
あなたは[業界名]の研修設計の専門家です。
[対象者]向けに、[期間]の研修カリキュラムを作ってください。
条件:1日あたりの学習時間は[時間]以内。到達目標を3つ挙げてください。
テンプレート② 研修テキストの原稿を書く
あなたは分かりやすい説明が得意な講師です。
[テーマ]について、[対象者]向けに解説テキストを書いてください。
条件:[文字数]文字程度。具体例を2つ入れてください。
テンプレート③ 確認テストを作る
あなたは研修の評価担当です。
[テーマ]について、[対象者]向けの確認テストを[問題数]問作ってください。
条件:選択式と記述式を半々にしてください。正解と解説も添えてください。
自分用にアレンジする
上の3つはひな形です。[ ] で囲んだ部分を、あなたの研修に合わせて書き換えて使ってください。
書き換えのコツを3つ紹介します。
- 対象者を具体的に書く:「社会人1年目の営業職」など、「どんな人か」がすぐに思い浮かぶ書き方がコツです
- 条件は多すぎない:条件は2〜3個にとどめましょう。多すぎるとAIが混乱してしまいます
- 出力形式を指定する:「箇条書きで」「表形式で」「ステップ1, 2, 3の形で」のように、見た目の形を伝えるとそのまま資料に貼りやすくなります
良い例
対象者:「入社2年目で、Excelは基本操作レベルの人」
悪い例
対象者:「若手社員」
成果物をまとめる
ここまで書いた3つのテンプレートを1つのファイルにまとめます。
- メモ帳やWord、Googleドキュメントなど、あなたが使いやすいツールを開く
- 「研修設計用プロンプトテンプレート集」という見出しを付ける
- 3つのテンプレートを貼り付ける(AIの下書き+自分でアレンジした部分を両方含める)
- 各テンプレートの下に「使いどころメモ」を一行ずつ添える(例:「新入社員研修のカリキュラムを考えるとき」)
- ファイルを保存する
動作を確認する
テンプレートがちゃんと機能するか、1つだけ試してみましょう。
- テンプレート①の
[ ]部分を実際の研修内容に書き換える - AIチャットツール(ChatGPTやClaudeなど)に貼り付けて送信する
- 返ってきた回答を見て、次の3つのポイントをチェックする
チェックリスト:
- 研修の期間は、あなたが指定した通りになっているか?
- 到達目標は3つ出ているか?
- 対象者に合った難易度・用語で書かれているか?
3つすべてにチェックが入れば合格です。1つでも外れていたら、条件の書き方を少し直して再度送信してみてください。この「送る→確認する→直す」の繰り返しでテンプレートがどんどん育っていきます。
つまずきやすいポイントと対策
| つまずき | 原因 | 対策 |
|---|---|---|
| AIの回答が長すぎて使いにくい | 文量の条件を入れていない | 条件に「300文字以内で」のように文字数を追加する |
| 専門用語が多くて読者に伝わらない | 対象者の知識レベルを伝えていない | 「専門用語は使わず、中学生にもわかる表現で」と条件に加える |
テンプレートの [ ] を消し忘れた | 書き換え後に確認していない | AIに送る前に [ で検索して未記入がないか確認する |
| AIの回答が毎回違って不安 | AIの性質上、同じ入力でも少し違う結果になる | 気に入った回答が出たらすぐコピーして保存する。条件を詳しくするほど回答のブレは小さくなる |
まとめと次のステップ
お疲れさまでした! ここまでで、あなた専用の「研修設計プロンプトテンプレート集」ができあがりました。
今後、新しい研修テーマが増えたら同じ「役割→目的→条件」の型でテンプレートを追加していくだけです。テンプレートが5個、10個と増えていくと、研修準備の時間がどんどん短くなっていきますよ。
種類: markdown_doc
検証: basic_manual_check_v1
証跡証跡成果物が正しく作れたことを確認するためのチェックリストです(例: ブラウザで動作する、フォーム送信で値が保存される)。
メディア
必須
なし
あると楽
なし