atom.training-designer.survey-design-ai
研修アンケートをAIで設計する
研修アンケートをAIで設計する 研修のあとに配る「アンケート」。いざ作ろうとすると、「どんな質問を入れればいいんだろう?」「選択肢の数はいくつが正解?」と手が止まりがちです。 この Atom では、AIチャット(C...
成果物成果物このレッスンが終わったとき、あなたの手元に残る具体的な成果物です(例: 公開済みの Web ページ、動作するフォームなど)。
証跡証跡成果物が正しく作れたことを確認するためのチェックリストです(例: ブラウザで動作する、フォーム送信で値が保存される)。
メディアメディアレッスン内に出てくる図や動画のスロットです。実際の画面やイメージで理解を補助します。
レッスン本文
研修アンケートをAIで設計する
研修のあとに配る「アンケート」。いざ作ろうとすると、「どんな質問を入れればいいんだろう?」「選択肢の数はいくつが正解?」と手が止まりがちです。
この Atom では、AIチャット(ChatGPT や Claude など)を相談相手にしながら、研修アンケートを15分で設計します。料理にたとえると、あなたが「カレーを作りたい」とリクエストし、AIがレシピの下書きを出してくれる――そんなイメージです。最終的にできあがるのは、そのまま配布できるアンケート原稿(Markdown ドキュメント)です。
前提を確認する
- パソコンまたはスマートフォンでブラウザが使えること
- ChatGPT(無料版で OK)または Claude など、テキスト対話ができる AI ツールにアクセスできること
- 対象となる研修のテーマが決まっていること(例:「新入社員向けビジネスマナー研修」)
特別なソフトのインストールは不要です。ブラウザだけで進められます。
全体の流れを把握する

大きく 4 つのステップで進めます。
- 研修情報を整理する — AI に渡す「材料」を用意する
- AI にアンケートの下書きを作ってもらう — プロンプト(=AI への指示文)を送る
- 下書きを自分の目でチェック・修正する — AI の出力をうのみにしない
- 完成版を保存する — 配布できる形に整える
ステップ1:研修情報を整理する
AI に丸投げすると、ぼんやりした質問ばかりのアンケートができてしまいます。まず、次の 3 点をメモ帳やテキストファイルに書き出しましょう。
| 項目 | 書く内容 | 例 |
|---|---|---|
| 研修テーマ | 何の研修か | 新入社員向けビジネスマナー研修 |
| 参加者の特徴 | 誰が受けるか | 入社1年目、20代中心、30名 |
| 知りたいこと | アンケートで何を測りたいか | 理解度、満足度、改善要望 |
この 3 点がそろっていれば、AI は的確な質問を提案してくれます。
ステップ2:AIにアンケートの下書きを作ってもらう
AI のチャット画面を開き、以下のようなプロンプト(=指示文)をコピー&ペーストして送ります。【 】 の中だけ、あなたの研修に合わせて書き換えてください。
あなたは研修設計の専門家です。以下の条件で研修後アンケートを設計してください。
条件
- 研修テーマ:【新入社員向けビジネスマナー研修】
- 参加者:【入社1年目、20代中心、30名】
- 測定したい項目:【理解度、満足度、改善要望】
- 質問数:5〜8問(回答に5分以内で終わる量)
- 回答形式:5段階評価と自由記述を組み合わせる
出力フォーマット
各質問について以下を記載してください。
- 質問文
- 回答形式(5段階 / 自由記述 / 複数選択)
- この質問で何を測っているかの簡単な説明
### 良いプロンプトの例と悪いプロンプトの例
**良い例:**
> 「参加者は入社1年目20代30名で、理解度・満足度・改善要望を測りたい。質問数は5〜8問でお願いします」
具体的な条件が入っているので、AI が的確な質問を作れます。
**悪い例:**
> 「研修のアンケートを作って」
情報が少なすぎて、どの研修にも当てはまるような曖昧な質問しか出てきません。
---
ステップ3:下書きをチェック・修正する
AI が出してきた下書きを、次の 4 つの観点で見直します。

チェック観点
- 質問数は適切か? — 8問を超えると回答率が落ちます。多すぎたら AI に「5問に絞ってください」と追加で指示しましょう
- 専門用語が入っていないか? — 参加者が読んでわからない言葉があれば平易に書き換えます
- 誘導的な質問になっていないか?
- 悪い例:「この素晴らしい研修はいかがでしたか?」(「素晴らしい」が誘導)
- 良い例:「この研修の内容はいかがでしたか?」(中立的)
- 自由記述欄があるか? — 数値だけでは拾えない声を集めるために、最低 1 問は自由記述を入れます
修正が必要な場合は、AI にそのまま依頼できます。
質問3の「エンゲージメント」という言葉を、参加者にわかりやすい表現に変えてください。
また、質問を5問に減らしてください。優先度の低いものを教えてください。
ステップ4:完成版を保存する
修正が終わったら、AI に最終版を整った形で出力してもらいます。
ここまでの修正を反映して、アンケートの最終版をMarkdown形式で出力してください。
各質問の前に番号を振り、回答形式を【 】で示してください。
出力されたテキストをコピーして、お好みのツール(Word、Google フォーム、社内システムなど)に貼り付ければ完成です。
うまくいかないときの対処法
| 困りごと | 対処法 |
|---|---|
| AI の回答が長すぎる | 「質問数を5問以内にしてください」と追加指示する |
| 質問が抽象的すぎる | ステップ1の情報をもっと具体的に書き直して再送する |
| 専門用語が多い | 「中学生でもわかる言葉に書き換えてください」と依頼する |
| 回答形式がバラバラ | 「5段階評価を中心に統一してください」と指定する |
検証する:完成したアンケートが使えるか確認する
最終チェックとして、以下を確認しましょう。
- 質問数が 5〜8 問に収まっている
- 5段階評価と自由記述の両方がある
- 誘導的な表現が入っていない
- 参加者が 5 分以内に回答できる量である
- 研修テーマに沿った質問になっている
すべてチェックがついたら、この Atom は完了です。あなたは AI を使って研修アンケートを設計できるようになりました。
種類: markdown_doc
検証: basic_manual_check_v1
証跡証跡成果物が正しく作れたことを確認するためのチェックリストです(例: ブラウザで動作する、フォーム送信で値が保存される)。
メディア
必須
なし
あると楽
なし