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AI利用表示とライセンスを確認する
AI利用表示とライセンスを確認する レストランのメニューを想像してみてください。「この料理、どんな素材を使っていますか?」と聞かれたとき、正直に答えられるお店の方が信頼できますよね。 AIを使って動画を作るときも同...
成果物成果物このレッスンが終わったとき、あなたの手元に残る具体的な成果物です(例: 公開済みの Web ページ、動作するフォームなど)。
証跡証跡成果物が正しく作れたことを確認するためのチェックリストです(例: ブラウザで動作する、フォーム送信で値が保存される)。
メディアメディアレッスン内に出てくる図や動画のスロットです。実際の画面やイメージで理解を補助します。
レッスン本文
AI利用表示とライセンスを確認する
レストランのメニューを想像してみてください。「この料理、どんな素材を使っていますか?」と聞かれたとき、正直に答えられるお店の方が信頼できますよね。
AIを使って動画を作るときも同じです。あなたの動画を見る人が「この映像、AIで作ったの?」と気にするケースはこれからどんどん増えます。だからこそ、AIを使ったことをきちんと伝え、使った素材のルールを確認しておくことが大切です。
このレッスンでは、動画制作でAIを使ったときに「何を」「どこまで」表示すべきかの基本を押さえ、あなた専用の「AI利用表示シート」を完成させます。所要時間は約15分です。

前提を確認する
このレッスンは、以下をすでに経験していることを前提とします。
- なんでもよいのでAIツールを使って画像・音声・テキストなどを生成したことがある
- スマホやパソコンでスクリーンショット(=画面の写真)が撮れる
プログラミングの知識は一切不要です。
AI利用の表示ルールを知る
なぜ表示が必要なのか
動画を公開するプラットフォーム(YouTube、TikTok、Instagramなど)は、AIで作られたコンテンツを「AI生成」と明記することを求める方向に進んでいます。国や地域によっては法律で義務化されるケースも出てきています。
表示しなかった場合のリスクも知っておきましょう。
- 動画の削除・非公開化 — プラットフォームがAI生成と判断した場合、予告なく動画を削除することがあります
- アカウントのペナルティ — 繰り返し違反するとチャンネル自体に制限がかかることがあります
- 視聴者からの信頼低下 — 「隠していた」と思われると、他の動画の信頼性にも影響します
良い例:
- 動画の説明欄に「この動画の背景画像はAIで生成しました」と書く
- ナレーションがAI音声であることを動画の冒頭で数秒テキスト表示する
悪い例:
- AIで作った画像を自分の手描きだと言う
- AI音声であることを隠して「私の声です」と紹介する
どこに表示するか
主な表示場所は3つあります。
- 動画の冒頭 — 映像内にテキストを数秒重ねる(例:「本動画の一部にAI生成素材を使用しています」)
- 説明欄(概要欄) — テキストで詳しく記載する(ツール名・用途まで書くのがベスト)
- プラットフォームの設定画面 — YouTubeなどには「AI生成コンテンツ」のチェック項目がある

AIに聞いて表示文を作る
どんな文面にすればよいか迷ったら、ChatGPTやClaudeに聞いてみましょう。以下のプロンプト(=AIへの指示文)をコピーして貼り付けるだけでOKです。
私はYouTubeに動画を投稿しています。
以下のAIツールを使って動画を制作しました。
- 背景画像: ○○(ツール名を入れる)
- ナレーション: □□(ツール名を入れる)
動画の説明欄に貼る「AI利用表示」の文面を、
以下の3パターンで作ってください。
1. 最小限(1〜2行)
2. 標準(3〜5行)
3. 詳細(ツール名・用途・ライセンス確認済みを含む)
AIが3パターンの文面を提案してくれるので、あなたの動画に合ったものを選んで説明欄に貼り付けましょう。
使ったAIツールのライセンスを確認する
ライセンス(=利用条件)とは、「その素材をどう使ってよいかのルール」のことです。AIツールごとにルールが違うので、使ったツールごとに確認が必要です。
確認する手順
- 使ったAIツールをすべてリストアップする — 「画像は○○、音声は□□、テキストは△△」のように書き出す
- 各ツールの「利用規約」ページを開く — 公式サイトのフッター(ページの一番下)付近にリンクがあります
- 「商用利用」(=お金を得る目的で使うこと)がOKか確認する
- 「クレジット表示」(=ツール名を明記すること)が必要か確認する
- 生成した作品の権利が自分にあるか確認する
- 自分が使っているプラン(無料 or 有料)の条件を確認する — 無料と有料で条件が異なることが多いです
良い例:
- 利用規約を一度読み、「商用利用:OK」「クレジット表示:必要」とメモを残す
- 無料プランと有料プランで条件が違う場合、自分が使っているプランを確認する
悪い例:
- 「たぶん大丈夫だろう」と確認しないまま動画を公開する
- 有料プランの条件を無料プランのままで使っている
AIに聞いてライセンスを要約してもらう
利用規約が長くて読みにくい場合は、AIに手伝ってもらいましょう。
以下は「○○(ツール名)」の利用規約ページのURLです。
https://(利用規約のURLを貼る)
このツールで生成した画像を、YouTubeの動画内で使う場合、
以下の3点を教えてください。
1. 商用利用は可能ですか?
2. クレジット表示は必要ですか?
3. 生成物の著作権は誰にありますか?
無料プランと有料プランで違いがあれば、それも教えてください。
※AIの回答はあくまで参考です。最終判断は公式サイトの記載を直接確認してください。
代表的なAIツールの傾向
ツールによって異なりますが、一般的な傾向を紹介します。
- 画像生成AI — 有料プランなら商用OK、無料なら非商用のみ、というケースが多いです
- 音声生成AI — クレジット表示が必要なことが多いです
- テキスト生成AI — 生成した文章の権利は利用者にあることが多いですが、ツールによって異なります
※最新情報は各ツールの公式サイトで必ず確認してください。
表示内容をまとめる(成果物を作る)
確認が終わったら、次のテンプレートを使って「AI利用表示シート」を作りましょう。これがこのレッスンの成果物です。
テンプレート
以下の表をコピーして、あなたの情報で埋めてください。
| 項目 | あなたの記入欄 | 記入例 |
|---|---|---|
| 使ったAIツール名 | 「Midjourney」「ElevenLabs」 | |
| 使った用途 | 「背景画像の生成」「ナレーション音声」 | |
| 商用利用の可否 | 「〇(有料プランで確認済み)」 | |
| クレジット表示の有無 | 「必要(説明欄に記載)」 | |
| 自分のプラン | 「有料プラン(月額○円)」 | |
| 確認した日付 | 「2026年4月13日」 |
この表を動画の説明欄にそのまま貼り付ける、またはメモアプリに保存して動画ごとに参照すると便利です。

動画に表示を追加する
まとめた情報をもとに、実際に動画へ表示を追加します。
- 動画編集アプリを開く — 使い慣れたアプリでOKです(CapCut、iMovie、Premiere Rushなど)
- 冒頭に「AI使用」のテキストを数秒入れる — 例:「本動画ではAI生成素材を一部使用しています」
- 動画の説明欄にAI利用の詳細を書く — 先ほど作った表をそのまま貼り付けるか、AIに作ってもらった文面を使う
- プラットフォームの設定画面を確認する — 「AI生成コンテンツ」のチェックがあればオンにする
結果を確認する
以下のチェックリストで確認しましょう。すべてチェックが入ったら、このレッスンは完了です。
- 使ったAIツールをすべてリストアップした
- 各ツールの商用利用・クレジット表示のルールを確認した
- 「AI利用表示シート」を完成させた(テンプレートの全項目を埋めた)
- 動画の説明欄にAI利用表示の文面を準備した
- プラットフォームのAI生成設定の場所を把握した
完了したら、完成した「AI利用表示シート」のスクリーンショットを撮って保存しておきましょう。
つまずきやすいポイント
| つまずき | 対策 |
|---|---|
| どのツールのライセンスを確認すればいいかわからない | まず動画制作で使ったAIツールをすべて紙やメモに書き出してからスタートする |
| 利用規約が英語で読めない | ブラウザの翻訳機能(右クリック→「日本語に翻訳」)を使う。またはAIに要約を頼む |
| プラットフォームの設定画面が見つからない | ヘルプページで「AI generated」や「AI生成」と検索する |
| 無料プランと有料プランの違いがわからない | 公式サイトの「料金」ページを確認し、自分のプランと照合する |
| 利用規約が長すぎてどこを読めばいいかわからない | AIに「商用利用」「クレジット」「著作権」の3点だけ聞く(上のプロンプト例を使う) |
種類: markdown_doc
検証: basic_manual_check_v1
証跡証跡成果物が正しく作れたことを確認するためのチェックリストです(例: ブラウザで動作する、フォーム送信で値が保存される)。
メディア
必須
なし
あると楽
なし