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ショート動画の型を使い分ける
ショート動画の型を使い分ける
成果物成果物このレッスンが終わったとき、あなたの手元に残る具体的な成果物です(例: 公開済みの Web ページ、動作するフォームなど)。
証跡証跡成果物が正しく作れたことを確認するためのチェックリストです(例: ブラウザで動作する、フォーム送信で値が保存される)。
メディアメディアレッスン内に出てくる図や動画のスロットです。実際の画面やイメージで理解を補助します。
レッスン本文
ショート動画の型を使い分ける
なぜ「型」が必要なのかを理解する
料理を思い出してみてください。カレーを作るときとケーキを焼くときでは、手順がまったく違いますよね。カレーは「具材を切って→炒めて→煮込む」、ケーキは「材料を混ぜて→型に入れて→オーブンで焼く」。どちらも「料理」ですが、目的が違えば作り方も変わります。
ショート動画も同じです。「商品を紹介したい」ときと「今日の出来事をシェアしたい」ときでは、動画の組み立て方(=型)を変える必要があります。このレッスンでは、あなたが目的に合った型を選び、AIツールを使って構成メモを1本書き上げることを目指します。
ショート動画の5つの型を知る
よく使われるショート動画の型を5つ紹介します。どれも15秒〜60秒の短い動画で効果を発揮する代表的なパターンです。

① つかみ→解決型
どんなときに使うか:困っている人に解決策を届けたいとき
最初の3秒で「えっ、それ知らなかった!」と思わせる一言(=つかみ)を入れ、そのあと解決策を紹介します。
- 良い例:「スマホのバッテリー、半日でなくなるって嘆いてませんか? 設定をひとつ変えるだけで2日持つようになります」(共感 → 解決)
- 悪い例:「今日はバッテリーの節約方法を紹介します」(インパクトが弱く、すぐスワイプされてしまう)
② リスト型
どんなときに使うか:複数のポイントをまとめて伝えたいとき
「3つのポイント」「5つの裏技」のように、箇条書きで情報を並べます。
- 良い例:「帰省の準備で忘れがちな3つのもの」→ ①充電器 ②お土産 ③薬(テーマが明確で覚えやすい)
- 悪い例:「帰省の準備で気をつけるべきこと」とだけ言ってダラダラ話す(どこがポイントかわからない)
③ ビフォーアフター型
どんなときに使うか:変化をわかりやすく見せたいとき
「変える前」と「変えた後」を比べて、劇的な違いを印象付けます。
- 良い例:「部屋のBefore → 収納グッズを導入 → After」で、手が届く範囲の変化を見せる
- 悪い例:Afterだけ見せて「いかがでしたか?」と聞く(変化のインパクトが伝わらない)
④ 一問一答型
どんなときに使うか:よくある疑問にズバリ答えたいとき
質問を投げかけて、すぐ答えるシンプルな型です。
- 良い例:「Q. 冷蔵庫の野菜室、何度がベスト? A. 3〜5℃です。実は…」(疑問が明確で答えが即座に出る)
- 悪い例:「冷蔵庫の温度についてお話しします」(質問がないので視聴者の引っかかりがない)
⑤ 体験談型
どんなときに使うか:自分の経験を通じて共感を生みたいとき
あなた自身のストーリーを時系列で話します。感情の動きが鍵です。
- 良い例:「最初は失敗ばかりだった → あることを変えた → 結果こうなった」という3幕構成(変化の過程がある)
- 悪い例:「がんばりました。今は幸せです」(変化の過程がなくフラットで、最後まで見てもらえない)
目的に合った型を選ぶ
型を選ぶときは、まず「一番伝えたいこと」をひとつ決めます。そこから逆算して型を選びます。
| 伝えたいこと | おすすめの型 |
|---|---|
| 解決策を教えたい | つかみ→解決型 |
| 複数の情報をまとめたい | リスト型 |
| 変化を見せたい | ビフォーアフター型 |
| 疑問に答えたい | 一問一答型 |
| 経験を伝えたい | 体験談型 |
迷ったら、まずは「つかみ→解決型」か「リスト型」を選ぶのがおすすめです。この2つは扱いやすく、結果も出やすい初心者向けの型です。
AIツールで構成メモを作る
型が決まったら、AIツール(ChatGPTやClaudeなど)に構成メモを書いてもらいましょう。ここでは型ごとに使えるプロンプト(=AIへの依頼文)を用意しました。
つかみ→解決型のプロンプト例
次のテンプレートをコピーして、かっこ【 】の中身をあなたの内容に書き換えてAIに送ってください。
あなたはショート動画の構成案を作るプロです。
次の条件で、60秒以内のショート動画の構成メモを作ってください。
- 動画の型: つかみ→解決型
- テーマ: 【テーマをここに書く】
- 伝えたいこと: 【一番伝えたいことをここに書く】
- ターゲット: 【誰に見てほしいかを書く。例: 20代の一人暮らし女性】
出力形式:
1. つかみ(最初の3秒のセリフ)
2. 共感ポイント(視聴者が「わかる!」と思う内容)
3. 解決策(具体的な手順や提案)
4. 締め(次のアクションを促す言葉)
各パートの目安秒数も添えてください。合計60秒以内に収めてください。
他の型を使いたいとき
上のプロンプトの「動画の型」と「出力形式」を書き換えるだけでOKです。型ごとの出力形式の例を載せておきます。
リスト型の出力形式:
出力形式:
1. つかみ(最初の3秒で「いくつのポイント」を予告するセリフ)
2. ポイント①(一言で伝えて、理由を添える)
3. ポイント②(同上)
4. ポイント③(同上)
5. 締め(まとめの一言)
ビフォーアフター型の出力形式:
出力形式:
1. Before(変化前の状態を見せるシーン)
2. きっかけ(何を変えたのか1文で伝える)
3. After(変化後の状態を見せるシーン)
4. 締め(視聴者に同じ変化を促す言葉)

AIの出力を自分の言葉に直す
AIから返ってきた構成メモは、そのまま使わないでください。AIの文章は少し硬く「読んでいる感じ」が出てしまいます。次の2ステップで自分の言葉に直しましょう。
ステップ1:声に出して読む 構成メモを実際に声に出して読んでみます。「自分だったらこう言わないな」と感じる部分に印をつけます。
ステップ2:AIに話し言葉への変換を依頼する 印をつけた部分だけAIに直してもらうこともできます。
次のセリフを、友達に話すようなカジュアルな話し言葉に直してください。
意味は変えず、語尾だけ柔らかくしてください。
「【AIが出力したセリフをここに貼る】」
構成メモを確認する
AIが出した構成メモを見直すときは、次の4点をチェックします。
- つかみは3秒以内に済むか — 長すぎると視聴者が離れてしまいます
- 選んだ型に合った流れになっているか — 「つかみ→解決型」なのに解決策がない、といった漏れがないか
- 15〜60秒で話せる長さか — 声に出して読んで、1分以内に読めるか確認します
- ターゲットにとって自然な言葉か — 専門用語が入っていたり、敬語すぎたりしないか
時間配分の目安:
- 良い例:つかみ(3秒)→ 共感(5秒)→ 解決(20秒)→ 締め(5秒)= 合計33秒
- 悪い例:つかみ(10秒)→ 共感(15秒)→ 解決(30秒)→ 締め(15秒)= 合計70秒(長すぎる)
つまずきやすいポイントに備える
型を2つ以上組み合わせたくなる
一つの動画に複数の型を詰め込むと、視聴者が「何が言いたいのか」わからなくなります。まずは1つの型だけで作り切りましょう。慣れてから組み合わせに挑戦しても遅くありません。
つかみが「タイトルの読み上げ」になる
「今日は〇〇について話します」は、つかみになりません。代わりに「驚き」「疑問」「共感」のどれかを含む一言を工夫しましょう。困ったら、AIに「この文を、SNSで思わずタップしたくなる一言に変えてください」と頼んでみてください。
AIの出力をそのまま使ってしまう
AIの構成案は出発点です。必ず声に出して読み直し、自分の言葉に直してください。AI独特の言い回しがあると、視聴者は「台本を読んでいる」と感じて離れてしまいます。
秒数の計算がわからない
「1秒あたり約4〜5文字」が話すときの目安です。つまり、つかみの3秒なら12〜15文字以内に収めます。AIに「このセリフは何秒くらいで読めますか?」と聞いてみるのも手です。
成果物をまとめる
最後に、あなたが作った構成メモをメモアプリやテキストファイルに保存します。スクリーンショット(=画面の写真)を撮って、次のステップに進む準備ができているか確認しましょう。
確認チェックリスト:
- どの型を選んだか明記されている
- つかみのセリフが3秒以内(12〜15文字以内)で書かれている
- 全体が60秒以内で話せる長さになっている
- ターゲット(誰に見せるか)が決まっている
- 自分の言葉で書き直してある(AIの文そのままではない)
種類: markdown_doc
検証: basic_manual_check_v1
証跡証跡成果物が正しく作れたことを確認するためのチェックリストです(例: ブラウザで動作する、フォーム送信で値が保存される)。
メディア
必須
なし
あると楽
なし