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このレッスンの前に学ぶと理解しやすい関連レッスン

必須ではありませんが、先に目を通しておくとスムーズに進められるレッスンがあります。

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月次レポートの自動生成パイプラインを組む

月次レポートをAIで自動生成するパイプラインを組む 月次レポートの作成、毎月同じ作業を繰り返していませんか? 料理にたとえてみましょう。毎回「野菜を切って → 煮込んで → 盛り付けて」と同じ手順を踏んでいるとした...

build-monthly-report-pipelinebuild-monthly-report-pipeline「build monthly report pipeline」に関するスキルがこのレッスンで身につきます。
想定時間未設定公開状態: draft
学習メモ

成果物成果物このレッスンが終わったとき、あなたの手元に残る具体的な成果物です(例: 公開済みの Web ページ、動作するフォームなど)。

種類: markdown_doc検証: basic_manual_check_v1

証跡証跡成果物が正しく作れたことを確認するためのチェックリストです(例: ブラウザで動作する、フォーム送信で値が保存される)。

screenshot

メディアメディアレッスン内に出てくる図や動画のスロットです。実際の画面やイメージで理解を補助します。

diagramscreen_capture

レッスン本文

月次レポートをAIで自動生成するパイプラインを組む

月次レポートの作成、毎月同じ作業を繰り返していませんか?

料理にたとえてみましょう。毎回「野菜を切って → 煮込んで → 盛り付けて」と同じ手順を踏んでいるとしたら、下ごしらえをまとめて済ませておくと次から楽ですよね。月次レポートも同じです。「データを集めて → 整理して → レポートにまとめる」という流れを一度テンプレート化しておけば、翌月以降は大幅に時短できます。

このレッスンでは、AIチャットツール(=ChatGPTやClaudeのような、文章のやり取りで作業を進めるツール)を使って、月次レポートの自動生成パイプライン(=材料を入れると完成品が出てくる一連の仕組み)を15分で組みます。

完成すると、あなたの手元に「毎月データを貼るだけでレポートが出来上がるテンプレート」が残ります。

パイプライン全体図

前提を確認する

このレッスンを進めるために、次の3つが準備できていることを確認してください。

  • AIチャットツールのアカウントがある(ChatGPT、Claude、Geminiなど、どれでもOK)
  • 月次データが手元にある(売上データや作業ログなど。スプレッドシートやCSVファイル=カンマ区切りの表データ で大丈夫です)
  • レポートに入れたい項目がざっくり頭にある(「毎回この項目を書いている」というもの)

💡 「どんな項目を書けばいいかわからない」という場合は、まずAIに聞いてみましょう。次のプロンプト(=AIへの指示文)をそのままコピーして貼り付けるだけでOKです。

私は営業部門で働いています。月次レポートに含めるべき一般的な項目を5つ教えてください。

パイプラインの全体像をつかむ

これから作るパイプラインは、たった3ステップです。

ステップやること所要時間の目安
① データを渡す手元の表データをAIにコピペする2分
② レポートを書かせるひな形を指示してレポートを生成する5分
③ 確認・保存する内容をチェックしてファイルに保存する5分
④ テンプレートを保存する来月再利用するためにプロンプトを保存する3分

ステップ①:データをAIに渡す

手元の月次データを、AIチャットの入力欄にそのまま貼り付けます。スプレッドシートを使っている場合は、該当する範囲を選択 → コピー → AIの入力欄に貼り付けるだけです。

良い例

以下は3月度の営業部データです。このデータから月次レポートを作成してください。

月,売上,経費,利益
1月,300000,200000,100000
2月,350000,210000,140000
3月,400000,220000,180000

→ 「何のデータか」「何を作りたいか」がセットで書かれていて、AIが迷わず動けます。

悪い例

これでレポート作って
1月 300000 200000 100000
2月 350000 210000 140000

→ 列の名前がなく、何の数字かAIにはわかりません。推測で書くため精度が下がります。

データ量が多いときのコツ

スプレッドシートの行数が100行を超えるような場合、AIが途中で省略してしまうことがあります。その場合は次のどちらかで対応しましょう。

  • 方法A: スプレッドシートの集計機能(合計・平均など)で要約した行だけを貼り付ける
  • 方法B: データを月ごとなどに分けて、2〜3回に分けてAIに送る

ステップ②:AIにレポートを書かせる

データを渡したら、続けてレポートのひな形(=出力形式)を指示します。ここがこのレッスンで一番大事なステップです。

次のプロンプトをコピーして、データの後に続けて送信してください。

以下の形式で月次レポートを作成してください。

今月のハイライト

  • 売上・経費・利益の合計をそれぞれ1文でまとめてください
  • 特筆すべき変化があれば1つだけ挙げてください

数値の推移

  • 前月比の増減を「○○が△△%増加」のように具体的な数字で書いてください
  • 表形式でまとめてください

来月に向けた課題

  • データから読み取れる改善点を1つだけ提案してください
  • 具体的なアクションを1行で添えてください

口調は社内向けの丁寧な報告文にしてください。


コツは**出力形式を見出し単位で具体的に指定すること**です。

**良い例** ✅:見出し+「何をどう書くか」をセットで指定する(上のプロンプトのように)
**悪い例** ❌:「レポートらしく書いて」だけ → 毎回フォーマットがバラバラになります

![AIとのやり取りイメージ](/lesson-assets/atom.office-automator.monthly-report-pipeline/screen_capture.png)

### AIツールごとのワンポイント

| ツール | コツ |
|---|---|
| ChatGPT | 「Custom Instructions」にレポート形式を登録しておくと、毎回指定しなくて済みます |
| Claude | 「Projects」機能でプロンプトを保存すると、データ貼り付けだけで生成できます |
| Gemini | Googleスプレッドシートと連携すると、コピペ不要で直接データを読めます |

ステップ③:結果を確認・保存する

AIが返してきたレポートを確認します。次の3つのチェックポイントを順に見ていきましょう。

チェック1:数字が合っているか

AIは文章を作るのは得意ですが、計算を間違えることがあります。特に「前月比○%増」のようなパーセンテージは要注意です。

確認方法:レポート内の数字を1箇所だけ電卓で検算してください。

例:「3月の利益は前月比28.6%増」→ (180000 - 140000) ÷ 140000 = 28.57%… ✅ 合っている

チェック2:見出し構成が指示通りか

指定した「今月のハイライト」「数値の推移」「来月に向けた課題」の3つの見出しが揃っているか確認します。

チェック3:口調が適切か

社内向けの報告文として、固すぎず・カジュアルすぎない文体になっているかを確認します。気になる箇所があれば「○○の部分をもう少し丁寧な表現に変えてください」とAIに追加指示を出しましょう。

問題なければ、テキストをコピーして保存先(Googleドキュメント、Notion、社内Wikiなど)に貼り付けます。

ステップ④:毎月使い回せるテンプレートを保存する

ここまでで使ったプロンプトを「月次レポート用テンプレート」として保存しておきましょう。来月はデータ部分だけ差し替えて送信するだけでレポートが完成します。

おすすめの保存先:

  • メモアプリ(Apple Notes、Google Keepなど)に「レポートテンプレート」ページを作る
  • 社内ドキュメントのテンプレートフォルダーに置く
  • AIツールの保存機能を使う(ChatGPTの「Custom Instructions」やClaudeの「Projects」)

保存するときは、プロンプトの中でデータを貼る場所に 【ここに今月のデータを貼る】 と目印を入れておくと、来月迷いません。

以下は【ここに○月度と部門名を入れる】のデータです。このデータから月次レポートを作成してください。

【ここに今月のデータを貼る】

以下の形式で月次レポートを作成してください。
(以下、ステップ②のプロンプトをそのまま貼り付ける)

これがあなたのパイプラインの完成です。材料(データ)を入れると完成品(レポート)が出てくる仕組みができました。

つまずきポイントを対策する

つまずき原因対策
AIの計算結果が間違っているAIは文章生成が得意だが、四則演算は苦手レポート内の数字を1箇所は必ず電卓で検算する
毎回レポートの形式が変わるプロンプトに見出しを固定する指示がないステップ②のテンプレートを毎回使う
データ量が多すぎてAIが省略するチャットの1回の入力量に限りがある集計データだけ渡すか、2〜3回に分けて送る
口調が硬すぎる・柔らかすぎる文体の指定が曖昧「社内向けの丁寧な報告文」と明示する
AIが「データが不足しています」と返す列名やデータの説明が不足ステップ①の良い例のように列名+目的を添える

完了を確認する

次の3つをすべて満たしていれば、このレッスンは完了です。

  • AIを使って、手元のデータから月次レポートを1つ生成できた
  • 生成されたレポートの数字を1箇所以上検算して正しいことを確認した
  • 来月再利用できるプロンプトテンプレートを保存した

完了の証拠:生成したレポートのスクリーンショットを1枚撮っておきましょう。AIの回答画面でも、保存先のドキュメントでも構いません。

まとめ

  • 月次レポートのパイプラインは「データ渡し → レポート生成 → 確認・保存 → テンプレート保存」の4ステップ
  • プロンプトに出力形式を見出し単位で具体的に指定すると、毎月安定した結果が得られる
  • AIの計算は信用しすぎない。数字は1箇所は必ず自分で検算する
  • テンプレートを保存しておけば、来月はデータ差し替えだけで完了
成果物成果物このレッスンが終わったとき、あなたの手元に残る具体的な成果物です(例: 公開済みの Web ページ、動作するフォームなど)。

種類: markdown_doc

検証: basic_manual_check_v1

証跡とメディア

証跡証跡成果物が正しく作れたことを確認するためのチェックリストです(例: ブラウザで動作する、フォーム送信で値が保存される)。

screenshot

メディア

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